紙の帳票やプレプリント用紙のレイアウト情報を利用する場合は、イメージファイル(ビットマップ形式、またはJPEG形式)が必要です。イメージファイルは、紙の帳票やプレプリント用紙をスキャナで読み取って作成します。
作成したイメージファイルを保存して、帳票レイアウト情報に取り込めるように変換することを「オーバレイ変換」といいます。
ポイント
項目を自動生成する際の注意については、デザイナヘルプの“項目を自動生成するときの注意事項”を参照してください。
●オーバレイ変換時の解像度
ビットマップ形式のイメージファイルをオーバレイに変換する場合、以下の解像度で読み取ってください。
文字を認識する場合は400dpi推奨
罫線を認識する場合は200~ 600dpi(推奨は 400dpi)
項目を自動生成する場合は400dpi
文字を認識する場合は200dpi推奨
罫線を認識する場合は200~ 600dpi(推奨は 200dpi)
項目を自動生成する場合は200dpi推奨
●カラーのイメージデータをオーバレイ変換する時の注意事項
カラーのイメージデータをオーバレイ変換する場合、以下のことに注意してください。
イメージデータをカラー認識した場合、24ビットカラーで認識されます。
また、認識後のオーバレイのカラーは、以下のようになります。
条件 | 認識後のオーバレイのカラー |
---|---|
帳票様式定義のウィザードで | 基本色16色のみ |
帳票様式定義のウィザードで | 基本色16色+カスタム色(任意のRGBの色)16色の、合計32色 |
圧縮されているイメージをカラー認識する場合、色が落ちる場合があります。
傾き補正を指定しても無効となります。
なお、傾き補正を有効にするために、カラーイメージをモノクロに減色して表示している場合、カラー認識を行うと、認識されたオーバレイでは傾き補正が無効となるため、表示されているイメージと一致しません。