ログアナライザサーバで、複合機/プリンタ管理サーバ上のジョブログを集計したあとで、その時の集計期間のジョブログが複合機/プリンタ管理サーバに遅れて登録された場合、そのログは集計対象にならない場合があります。
レポートに出力される用紙代は、対象期間の総使用枚数に1枚あたりの用紙代を掛けて算出したものです。そのため目安の値とはなりますが、正確な用紙代を表したものではありません。
レポートに出力されるCO2排出量は、対象期間の総使用枚数をA4サイズに換算したものに1枚あたりのCO2排出量を掛けて算出したものです。そのため目安の値とはなりますが、正確なCO2排出量を表したものではありません。
1人の利用者が複数のクライアント(CT)/Windows ログオンユーザーを利用している場合は、印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報と関連付ける際、それぞれのクライアント(CT)/Windows ログオンユーザーが所属するグループを同じにしてください。同じでない場合は、利用者の枚数が、複数のグループに重複してカウントされます。
“B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”の設定において、[部署]または[部署名]に指定するグループは、全グループで重複しないグループとしてください。重複しているグループを指定した場合は、関連付けが行われません。
グループ別一覧の「所属不明」グループや、利用者別一覧の「所属不明の利用者」については、印刷行為があった利用者だけを対象にして出力します。そのため、印刷行為のない利用者については、グループ別一覧の「所属不明」グループや、利用者別一覧の「所属不明の利用者」には出力されません。また所属不明の印刷行為自体が0件の月については、グループ別一覧、利用者別一覧のいずれにも出力されません。
“B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”の設定で、クライアント(CT)やユーザーと関連付けされていない利用者が、複合機/プリンタを利用した際の使用枚数については、システム管理者がレポート出力した場合だけレポートの集計対象となります。部門管理者がレポート出力した場合は、集計対象になりません。
サーバ設定ツールの[システム設定]の[未配置グループ設定]で[未配置グループで管理する]を設定していた場合、レポート出力ツールでは、「未配置」グループでクライアント(CT)を管理せず、「ルート」グループでクライアント(CT)を管理します。
“B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”でユーザーポリシー情報と関連付けを行う場合、利用者情報のWindowsログオンユーザー名が他のユーザーの従業員番号と一致している場合は、他のユーザーの使用枚数がWindowsログオンユーザー名の使用枚数として表示されます。
Windowsログオンユーザー名で集計される複合機/プリンタのデータは、“B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”が設定される前に印刷された使用枚数については、関連付けが行われないため、所属不明ユーザーとして出力される場合があります。
Windowsログオンユーザー名で管理される複合機/プリンタのデータについて、“B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”で設定したSystemwalker Desktop Keeperの利用者情報のうち、ドメインアカウントとローカルアカウントで同じWindowsログオンユーザー名のものがあり、かつそれぞれに設定された従業員番号が異なる場合、そのWindowsログオンユーザー名で集計される複合機/プリンタのデータは集計対象となりません。