ポリシーとして、ファイル読み込み禁止を設定した場合、クライアント(CT)がインストールされているPCのリムーバブルドライブ、ネットワークドライブ、DVD/CD、またはポータブルデバイス/イメージングデバイス(デジタルカメラ、ICレコーダ、スキャナなど)からのデータ読み込みを禁止できます。
ポリシーの設定から禁止が有効になるまで
ポリシーの設定
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
[ファイル持出し・読み込み]の[ファイルアクセス制御]を“する”に設定します。
[ファイル持出し・読み込み]の[読み込み禁止]で読み込み禁止するメディアを選択します。
ポリシーの反映
設定したポリシーがデータベースに反映されます。
ポリシーの適用
設定したポリシーがクライアント(CT)に適用されます。
ファイル読み込み禁止動作
クライアント(CT)でファイルやフォルダを読み込もうとした場合、以下のどれかの状態になります。
読み込みできない(注1)
Explorerなどを使用して、限定されたリムーバブルメディアから読み込みできる(注2)
持出しユーティリティを使用して、読み込みできる(注3)
そのまま読み込みできる
注1) 持出しユーティリティを使用できないポリシー設定にしてください。
注2) [ファイル持出し・読み込み]の[USBデバイス個体識別機能]で、使用できるリムーバブルメディアを限定してください。指定されたUSBデバイス以外は、読み込みを行えません。許可するUSBデバイスを登録、設定する方法は、“7.6 指定したUSBデバイスだけにファイルを持ち出す”を参照してください。
注3) 持出しユーティリティを使用できるポリシー設定の場合です。持出しユーティリティの[持出し先の参照]画面で、持出したファイル名やフォルダ構成を確認できることを意味します(ファイルを開くことはできません)。