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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

6.8 レポート出力スケジュールを設定する

レポート出力バッチコマンドをタスクスケジューラに設定することによって、レポート出力を、自動的かつ定期的に実行できます。

ただし、レポート出力バッチコマンドは同時使用できません。バッチコマンドを使用するバッチファイル、またはバッチコマンドを、タスクスケジューラに複数登録しないでください。

注意

Windows Vista®、Windows® 7Windows® 8Windows® 10の場合

Windows Vista®、Windows® 7、Windows® 8、またはWindows® 10の環境において、コマンドプロンプトで作業を行う場合は、コマンドプロンプトを[管理者として実行]で開いてください。

手順は、以下のとおりです。

  1. 出力するレポートに応じて、レポート出力コマンドをバッチファイルに記述します。
    レポート出力コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“DTLA_REPORT_BATCH.EXE(レポート出力)”を参照してください。

    • コマンド名や出力先フォルダはフルパスで指定してください。

    • パスに空白を含む場合は、"(ダブルクォーテーション)で囲んでください。

    • 複数のレポートを出力する場合は、コマンドを並べて記述してください。

    バッチファイルの記述例:

    "[Systemwalker Desktop Keeperインストールフォルダ] \LogAnalyzer\ReportTool\DTLA_report_batch.exe" -t leak -s monthly -f c:\work
    "[Systemwalker Desktop Keeperインストールフォルダ] \LogAnalyzer\ReportTool\DTLA_report_batch.exe" -t cmuse -s weekly -f c:\work
    "[Systemwalker Desktop Keeperインストールフォルダ] \LogAnalyzer\ReportTool\DTLA_report_batch.exe" -t summary -s dayly -f c:\work
  2. タスクスケジューラに、バッチファイルを登録します。

    1. タスクスケジューラを起動し、[全般]タブを選択します。

    2. 以下の情報を設定します。

      • [タスクの実行時に使うユーザーアカウント]:Windowsのユーザーアカウントを指定します。バッチユーザー設定を行ったときにログオンしていたユーザーアカウントを指定します。

      • [ユーザーがログオンしているときのみ実行する]:必ず選択します。本項目を選択しない場合は、バッチコマンドが正常に動作しないときがあります。

      • [最上位の特権で実行する]:チェックボックスをチェックします。

    3. [トリガ]タブを選択し、[新規]ボタンをクリックします。

    4. バッチファイルの開始スケジュールを設定し、[OK]ボタンをクリックします。

    5. [操作]タブを選択し、[新規]ボタンをクリックします。

    6. 以下の情報を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      • [操作]:[プログラムの開始]を選択します。

      • [プログラム/スクリプト]:バッチファイルをフルパスで指定します。パスに空白を含む場合は、"(ダブルクォーテーション)で囲ってください。

      • [開始(オプション)]:実行ファイルのあるフォルダをフルパスで指定します。パスは、"(ダブルクォーテーション)で囲まないでください。

    7. [OK]ボタンをクリックします。

    レポート出力コマンドのログは、以下の場所に格納されます。

    %ALLUSERSPROFILE%\Fujitsu\Systemwalker Desktop Keeper\LogAnalyzer

    環境変数%ALLUSERPROFILE%は、通常“C:\ProgramData”です。