スクリーンロック解除のパスワード入力を規定回数間違えた場合に、強制ロック、ワイプを実行するようにあらかじめ設定できます。
注意
Androidのパスワードには、最低入力文字数が設定されています。
パスワードの入力失敗は、最低入力文字数以上のパスワードを入力して失敗した場合に検知されます。
最低入力文字数は機種、OS、インストールされているアプリに依存します。
本設定は、スクリーンロック解除時のパスワード入力を強制するものではありません。
一度スマートデバイスが強制ロックされると、強制ロック解除が成功するか、ワイプが実行されるまでは、パスワードを間違えるたびに強制ロックが実行されます。
Android自身が一定回数のスクリーンロック解除に失敗すると、メッセージが表示されます。この場合、一定期間、パスワード入力ができなくなります。
Androidがメッセージを出力するタイミング、パスワード入力を禁止する期間は、機種に依存します。
スマートデバイスによっては、ロック失敗を検知できないロック解除方法があるため、強制ロック、ワイプを実行できない場合があります。事前に動作確認を実施してください。
設定手順は、以下のとおりです。
[管理コンソール]を起動します。
[動作設定]メニューから[端末動作設定]を選択します。
→[端末動作設定]画面が表示されます。
以下の情報を入力し、[設定]ボタンをクリックします。
[端末動作設定(スマートデバイス)]-[スクリーンロック解除を規定回数失敗した時の動作]
スマートデバイスのスクリーンロックの解除を規定回数連続して失敗した場合、強制ロック、ワイプを行うかどうかを設定します。
項目名 | 説明 |
---|---|
[強制ロックする] | スマートデバイスのスクリーンロックの解除を規定回数連続して失敗した際、スマートデバイスを強制ロックする場合にチェックします。 初期値はチェックされていません。 |
[ワイプする] | スマートデバイスのスクリーンロックの解除を規定回数連続して失敗した際、スマートデバイスをワイプする場合にチェックします。 初期値はチェックされていません。 |
例:[強制ロックする]および[ワイプする]のチェックボックスをチェックし、回数をそれぞれ、5回、7回と設定した場合
スマートデバイスのスクリーンロックの解除を5回連続で失敗した場合、強制ロックが実行されます。
強制ロック解除依頼後、スクリーンロックの解除に失敗した場合、再度強制ロックが実行されます。
上記操作を繰り返した場合は、7回目のスクリーンロックの解除に失敗したときにワイプが実行されます。