Windows® 8、Windows Server® 2012以降のWindowsストアアプリにおいては、クライアント(CT)の以下の機能は動作しません。
Webアップロードログ
FTP操作(アップロード、ダウンロード)
クリップボード操作ログ
印刷枚数カウント
メール送信ログ(Windows® 8/Windows® 8.1/Windows Server® 2012/Windows Server® 2012 R2のみ)
制限機能の代替操作として、アプリケーション起動ログ、アプリケーション終了ログ、およびウィンドウタイトル取得ログの採取をポリシーで設定してください。
ポリシーの設定方法は、“2.4.1.1 ログを採取する操作(Windows)”を参照してください。
印刷禁止(Windows® 8/Windows® 8.1/Windows Server® 2012/Windows Server® 2012 R2のみ)
FTPサーバ接続禁止
Webアップロード禁止
クリップボード操作禁止
メール添付禁止(Windows® 8/Windows® 8.1/Windows Server® 2012/Windows Server® 2012 R2のみ)
制限機能の代替操作として、起動禁止アプリケーションにWindowsストアアプリをポリシーで設定してください。
ポリシーの設定方法は、“2.4.1.7 アプリケーション”を参照してください。
メール送信時宛先確認(Windows® 8/Windows® 8.1/Windows Server® 2012/Windows Server® 2012 R2のみ)
また、動作する機能についても、以下の注意が必要です。
アプリケーション起動禁止は、プロセス単位の設定となります。そのため、Windowsストアアプリなど、共通のプロセスで複数のアプリケーションが実行される場合、アプリケーション単位での起動禁止は設定できません。共通のプロセスを起動禁止に設定することで、Windowsストアアプリ全体の起動を禁止することは可能です。
アプリケーション起動ログおよびアプリケーション終了ログは、プロセス単位に取得されます。そのため、Windowsストアアプリなど、共通のプロセスで複数のアプリケーションが実行される場合、起動ログおよび終了ログからアプリケーションを特定することはできません。ウィンドウタイトル取得ログを併用してアプリケーションを特定してください。
アプリケーション終了ログは、プロセス単位に取得されます。Windowsストアアプリの終了方法によっては、プロセスが終了せずに画面だけが終了することがあります。その場合、アプリケーションがバックグラウンドで起動しているため、アプリケーション終了ログは取得されません。
Windows® 10、Windows Server® 2016以降のストアアプリにおけるメール送信ログ、メール添付禁止、メール送信時宛先確認は、メールの通信プロトコルがsmtp形式の場合に対応しています。ただし、メーラの名称は[ ]で表示されます。
Windows® 10、Windows Server® 2016以降において印刷禁止を行っている場合、ストアアプリを印刷許可アプリケーションに登録すると、すべてのストアアプリが許可されます。個別に許可アプリケーションを登録することはできません。
Windows® 10、Windows Server® 2016以降のストアアプリに対する印刷禁止では、印刷を禁止してから印刷禁止のダイアログが表示されるまで数秒かかる場合があります。
Windows® 10、Windows Server® 2016以降のストアアプリに対する印刷禁止では、印刷画面が他のアプリケーションの後ろに表示されていると禁止されません。再度印刷画面を表示することで印刷が禁止されます。
上記を回避する代替手段として、アプリケーション起動禁止に印刷画面を登録することで、印刷画面そのものを表示できなくすることが可能です。ただし、印刷許可アプリケーションの設定は無効になります。
ストアアプリに対するWebダウンロード禁止は、禁止が動作した場合でも禁止メッセージは表示されません。