符号付き内部10進項目から符号付き内部10進項目への転記で、送り出し側項目の符号をそのまま転記する(SDS)か、整形された符号を転記する(NOSDS)かを指定します。
項目 | 説明 | |
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符号付き10進項目の符号の整形の可否 | 符号付き10進項目の符号の整形の可否を指定します。 初期値では[そのまま転記する]が選択されます。 | |
| そのまま転記する | そのまま転記します。 |
符号整形して転記する | 符号整形して転記します。 |
NOSDSを指定した場合、符号が負を意味する値なら負号に、符号が正を意味する値なら正号に変更します。値0に負号がつく場合、正号に変更します。
例
オプションによって動作が変わるプログラム
01 A PIC S9V9 VALUE -0.1 01 B PIC S9. : MOVE A TO B.
SDSを指定した場合 : -0.1の小数点以下が切り捨てられ、-0がBに格納されます。
NOSDSを指定した場合 : -0.1の小数点以下が切り捨てられ-0となり、さらに符号の整形が行われ、+0がBに格納されます。