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NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1.41 SDS翻訳オプション

符号付き内部10進項目から符号付き内部10進項目への転記で、送り出し側項目の符号をそのまま転記する(SDS)か、整形された符号を転記する(NOSDS)かを指定します。

項目

説明

符号付き10進項目の符号の整形の可否

符号付き10進項目の符号の整形の可否を指定します。

初期値では[そのまま転記する]が選択されます。

  

そのまま転記する

そのまま転記します。

符号整形して転記する

符号整形して転記します。

NOSDSを指定した場合、符号が負を意味する値なら負号に、符号が正を意味する値なら正号に変更します。値0に負号がつく場合、正号に変更します。

オプションによって動作が変わるプログラム

    01  A PIC S9V9  VALUE -0.1
    01  B PIC S9.
        :
    MOVE A TO B.

SDSを指定した場合 : -0.1の小数点以下が切り捨てられ、-0がBに格納されます。

NOSDSを指定した場合 : -0.1の小数点以下が切り捨てられ-0となり、さらに符号の整形が行われ、+0がBに格納されます。