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NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1.3 ARITHMETIC翻訳オプション

演算モードとして、18桁互換演算モードを使用する(ARITHMETIC(18))か、31桁拡張演算モードを使用する(ARITHMETIC(31))か、を指定します。

項目

説明

演算モードの指定

演算モードを指定します。
初期値では[18桁互換演算モード]が選択されます。

18桁互換演算モード

18桁互換演算モードを使用します。

31桁拡張演算モード

31桁拡張演算モードを使用します。

Iレベルメッセージの表示

以下の箇所に対して、Iレベルの診断メッセージを出力するかどうかを指定します。

  • 18桁互換演算モードの時、翻訳メッセージ“JMN3024I-W  中間結果のけた数が30けたを超えています.中間結果のけた数を30けたにして処理を続けます.”が出力される箇所

  • 中間結果の属性(固定小数点であるか、浮動小数点であるか)が、18桁互換演算モードとは異なる箇所

注意

  • 31桁拡張演算モードを指定する場合、翻訳オプションBINARYは、BINARY(WORD, MLBON)のみ指定できます。

  • NetCOBOL V10.5以前や他システムとの互換性を重視する場合、18桁互換演算モードを指定してください。

  • 演算モードの詳細は、“COBOL文法書”の“1.7 演算モード”を参照してください。