[メイクファイル生成]ダイアログボックスの[生成条件]では、以下が表示されます。
ターゲット名
メイクファイルのターゲットとなる実行ファイル名またはダイナミックリンクライブラリ名(共用ライブラリ名)が表示されます。
転送するファイル
メイクファイル生成時にサーバ側へ転送するファイルの一覧が表示されます。ファイルは以下の種別ごとに表示されます。
COBOLソースファイル
COBOL登録集ファイル・定義体ファイル
プリコンソース
翻訳オプション
メイクファイル中でCOBOLソースの翻訳時に使用する翻訳オプションが表示されます。
リンクオプション
メイクファイル中でCOBOLソースのリンク時に使用するリンクオプションが表示されます。
プリコンパイラ連携
プリコンパイラ連携をする場合、プリコンパイラの以下の情報が表示されます。
プリコンパイラ入力ソースの拡張子
プリコンパイラ出力ソースの拡張子
プリコンパイラコマンド名とパラメーター
COBOLコンパイラのエラーメッセージを、プリコンパイラ入力ソースの行番号で表示する場合、INSDBINFコマンドのパラメーター
[メイクファイル生成]ダイアログボックスの[生成条件]に表示される値は、初回生成と2回目以降の生成で、次の違いがあります。
初回のメイクファイル生成の[生成条件]
プロジェクトの[プロパティ]ダイアログボックスの以下のページで設定されている値が使用されます。
[ターゲット]ページ
[ビルド]ページ
[プリコンパイラ]ページ
ただし、[ビルド]ページで設定された情報は一部加工されます。詳細を、以下に説明します。
[翻訳オプション]タブ
システム間で共通の形式を持つ翻訳オプションの場合は、そのままコピーされます。
サーバ側のOSでサポートされていない翻訳オプションの場合は、指定を無視します。
[登録集名]タブ
[登録集名]タブで指定された値はメイクファイルに反映されません。サーバ側の環境で、IN/OFで指定した登録集名を環境変数名とした環境変数に、登録集ファイルの格納されているディレクトリを設定します。
注意
サーバ側のOSがWindows(64)の場合は、環境変数COB_登録集名として指定します。
[リンクオプション]タブ
NetCOBOLが提供しているオブジェクトファイルおよびライブラリファイルは、サーバ側のNetCOBOLが提供する同じ役割をするファイルのファイル名に置き換えられます。
NetCOBOLが提供していないオブジェクトファイルおよびライブラリファイルは、次のようになります。
サーバ側のOSがWindows(64)の場合は、そのままファイルの情報がコピーされます。
サーバ側のOSがSolaris、Linux(64)、Linux(Itanium)の場合は、オブジェクトファイルおよびライブラリファイルの情報は削除されます。
2回目以降のメイクファイル生成の[生成条件]
前回のメイクファイル生成時の値となります。