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NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.7.1 [タスク]ビューの役割

[タスク]ビューは、後で検討すべき事項などをタスクとして記録しておきたい場合に使用します。タスクはCOBOLソースファイルと関連付けることができます。

[タスク]ビューの詳細については、ヘルプの“ワークベンチユーザガイド”を参照してください。


[タスク]ビューにはタスクの状態、優先順位およびタスクの説明が表示されます。COBOLソースファイルと関連付けられたタスクの場合は、そのファイル名、フォルダおよび行番号とともに表示されます。

[タスク]ビューには以下の情報が表示されます。

表3.11 [タスク]ビュー

項目

説明

完了

タスクが完了したかどうかを示します。
完了したタスクにはチェックマークが付けられます。手動でタスクの完了マークを付けることもできます。

優先度

タスクの優先度(高、標準、低)を示します。この列のコンボボックスでタスクの優先度を変更することができます。

記述

タスクの説明を表示します。ユーザ定義のタスクの説明を編集するには本項目を選択します。

リソース

タスクに関連するリソース名を表示します。グローバルタスクの場合は空白となります。

パス

タスクに関連するリソースが存在するフォルダを表示します。グローバルタスクの場合は空白となります。

ロケーション

タスクの行番号を表示します。

タイプ

タスクの種別を表示します。

3.7.1.1 タスクをCOBOLソースファイルに関連付ける

タスクをCOBOLソースファイルに関連付けることによって、後に処理を追加すべき箇所の記録と該当部分をタスクリストに表示することができます。タスクをCOBOLソースファイルに関連付ける手順を以下に示します。

  1. タスクを追加するCOBOLソースファイルをCOBOLエディタで表示します。

  2. 新規タスクを記録したいソース行のCOBOLエディタ左部の垂直方向ルーラ上でコンテキストメニューから、[タスクの追加]を選択します。

    →  [プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  3. タスクの内容、[優先度]を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

    →  [タスク]ビューにタスクが追加され、タスクを追加した行の左にタスクを示すアイコンが表示されます。

  4. [タスク]ビューのタスクをダブルクリックすると、該当するCOBOLソースファイル上のタスクをCOBOLエディタで表示することができます。タスクを削除するには、タスクのアイコンのコンテキストメニューから[タスクの削除]を選択するか、[タスク]ビュー内で Deleteキーを押します。