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PRIMECLUSTER Wizard 4.4 for SAP HANA(R) 導入運用手引書
FUJITSU Software

A.1 トラブル調査情報の採取方法

PRIMECLUSTER システムに障害が発生した場合、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”の“トラブルシューティング”に従い、調査資料を採取します。

もし、ご利用の環境で fjsnap および FJQSS が使用できない場合は、pclsnap コマンドで資料を採取します。以下の手順に従い、すべてのクラスタノードで資料を採取してください。

  1. 管理者権限でクラスタノードへログインします。

  2. pclsnap コマンドを実行します。

    pclsnap コマンドのオプションには -a、オペランドには <格納先ファイル名> をフルパスで指定します。-a はすべての資料を採取するオプションであり、必ず指定してください。

    /opt/FJSVpclsnap/bin/pclsnap -a <格納先ファイル名>

    実行例:

    # /opt/FJSVpclsnap/bin/pclsnap -a /var/tmp/`hostname`_pclsnap.tar.gz
    basic software
    high availability
    # ls -al /var/tmp/*_pclsnap.tar.gz
    -rw------- 1 root root 30595362 Jan 17 13:32 /var/tmp/fuji2_pclsnap.tar.gz
  3. 生成されたファイルを採取します。

    必要に応じて以下も採取してください。

    • SAP HANA の調査資料(アプリケーションに障害が発生している場合)

    • クラッシュダンプ

    • 障害の再現手順(障害が再現可能な場合)