PRIMECLUSTER システムに障害が発生した場合、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”の“トラブルシューティング”に従い、調査資料を採取します。
もし、ご利用の環境で fjsnap および FJQSS が使用できない場合は、pclsnap コマンドで資料を採取します。以下の手順に従い、すべてのクラスタノードで資料を採取してください。
管理者権限でクラスタノードへログインします。
pclsnap コマンドを実行します。
pclsnap コマンドのオプションには -a、オペランドには <格納先ファイル名> をフルパスで指定します。-a はすべての資料を採取するオプションであり、必ず指定してください。
/opt/FJSVpclsnap/bin/pclsnap -a <格納先ファイル名>
実行例:
# /opt/FJSVpclsnap/bin/pclsnap -a /var/tmp/`hostname`_pclsnap.tar.gz basic software high availability # ls -al /var/tmp/*_pclsnap.tar.gz -rw------- 1 root root 30595362 Jan 17 13:32 /var/tmp/fuji2_pclsnap.tar.gz
生成されたファイルを採取します。
必要に応じて以下も採取してください。
SAP HANA の調査資料(アプリケーションに障害が発生している場合)
クラッシュダンプ
障害の再現手順(障害が再現可能な場合)