初期化パラメータの変更やデータファイルの配置変更など Oracleデータベースの設定変更を行う場合、以下の手順で実施してください。
注意
Oracleデータベースの設定を変更する場合、Oracleデータベースの停止が必要な場合とそうでない場合があります。
詳細は Oracle Databaseのマニュアルを参照して、正しい変更方法を選択・実施してください。
Oracleデータベースの設定変更などを行う時に Oracleデータベースを停止させておく必要がある場合、以下の手順にて Oracleデータベースの設定変更を実施してください。
保守モード/監視中断
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvutil -m on <userApplication> (保守モード) # /opt/FJSVclora/sbin/hvoradisable -a <userApplication> (監視中断)
保守モード移行/監視中断の確認
保守モードへの移行や監視中断が正常に行われたことを確認してください。
(参考 “4.1 hvoradisable - リソース監視の中断” - 注意)
Oracleデータベースの停止
# su - <Oracle ユーザー> $ sqlplus /nolog SQL> connect / as sysdba SQL> shutdown immediate
設定変更
Oracleデータベースの設定変更を行ってください。
初期化パラメータの変更、データファイルの配置変更など、Oracleデータベースの設定変更を行ってください。
Oracleデータベースの起動
# su - <Oracle ユーザー> $ sqlplus /nolog SQL> connect / as sysdba SQL> startup
PDBの起動(マルチテナント機能を使用したデータベースの場合)
# su - <Oracle ユーザー> $ sqlplus /nolog SQL> connect / as sysdba SQL> alter pluggable database all open;
監視再開/保守モード解除
# /opt/FJSVclora/sbin/hvoraenable -a <userApplication> (監視再開) # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvutil -m off <userApplication> (保守モード解除)
監視再開/保守モード解除の確認
監視再開や保守モードの解除が正常に行われたことを確認してください。
(参考 “4.2 hvoraenable - リソース監視の再開” - 注意)