プロパティを使用すると、プロセス定義、ノードおよび矢印を指定できます(プロパティとそのシンボルの詳細については、“1.3.2 プロパティシンボル”を参照)。
プロセス定義エディタでは、デフォルトで自動的にプロパティが表示されます。[プロパティ]ビューで、プロセス定義やノードのプロパティを変更した場合、そのプロパティに応じてプロパティシンボルを表示します。
プロパティシンボルは、プロセス定義、ノードまたは矢印のどれに割り当てられているかにより、異なる場所に配置されます。
プロセス定義シンボル:プロセス関連シンボルは、プロセス定義エディタの左上に表示されます。プロセス定義の名前には、下線が引かれます。以下の例は、アクション、タイマー、エラーアクションおよびトリガが定義されたプロセス定義です。
図2.13 プロセス定義のプロパティシンボルの表示

例では、プロパティシンボルが左から右に表示されています。
NO. | シンボル | 意味 |
|---|---|---|
1 |
| 所有者アクションまたは初期化アクションがプロセス定義に定義されています。 |
2 |
| タイマーがプロセス定義に定義されています。 |
3 |
| プロセス実行時のエラーを処理するために、1つ以上のアクションが定義されています。 |
4 |
| トリガがプロセス定義に定義されています。 |
5 |
| 完了アクションがプロセス定義に定義されています。 |
ノードシンボル:ノード関連のシンボルは、ノード内に配置されます。以下の例は、Javaエージェントが割り当てられたActivityノードです。Activityノードに用意されているすべてのプロパティが設定されています。
図2.14 Activityノードのプロパティシンボルの表示

例では、プロパティシンボルが左上から右下に表示されています。
1 |
| このシンボルは、ActivityノードにJavaエージェントを割り当てたことを示します。 |
2 |
| このシンボルは、少なくとも1つのロールまたは開始アクションがActivityノードに定義されていることを示します。このアクションは、Activityノードが初期化されたときに実行されます。 |
3 |
| このシンボルは、期限またはタイマーがActivityノードに定義されていることを示します。 |
4 |
| このシンボルは、1つ以上のフォームがActivityノードに定義されていることを示します。 |
5 |
| このシンボルは、エラーアクションがActivityノードに定義されていることを示します。 |
6 |
| このシンボルは、1つ以上のトリガがActivityノードに定義されていることを示します。 |
7 |
| このシンボルは、少なくとも1つの終了アクションがActivityノードに定義されていることを示します。このアクションは、Activityノードが完了したときに実行されます。 |
8 |
| このシンボルは、Iterator (Parallel) LoopがActivityノードに定義されていることを示します。 |
9 |
| このシンボルは、Sequential LoopがActivityノードに定義されていることを示します。 |
注意
ノードのアクションシンボルは、開始アクションまたはロールアクション(アクティビティを初期化するため)、および終了アクション(アクティビティを完了するため)を定義した場合にのみ表示されます。