IN構文の生成オプション
問い合わせ時に、集計対象外や未分類に該当するデータを読まないための条件を、IN条件と呼びます。
不要なデータをヒットさせないことで集計処理の性能を高めることを目的とします。
一般的に集計対象外のデータが少ない、または存在しない場合、条件をつけないことで性能が良くなる場合があります。
本指定により、問い合わせ表のレイアウト作成時に、問い合わせの性能を向上できる場合があります。
性能オプションは、「管理ポイントの詳細指定ウィザード」画面の[性能オプション]ボタンのクリックにより表示される、「性能オプションの設定」ダイアログで指定します。
「性能オプションの設定」ダイアログの[INオプション]で指定します。
[IN構文をデータベースに出力しない]を選択すると、IN構文をつけないで問い合わせをします。
[IN構文をデータベースに出力する]は、従来の方法での(IN構文をつけての)問い合わせになります。
CASE式の生成オプション
データベースシステムのCASE式で集計することができます。
預金額や売上金額などのテーブル内で一意性の高いデータに対して、カテゴリ数の少ない範囲型管理ポイントを使用する時に、本パラメタにより、問い合わせの性能を向上できる場合があります。
「性能オプションの設定」ダイアログの[CASEオプション]で指定します。
[CASE式を使用する]を選択すると、データベースシステムのCASE式で集計します。[CASE式を使用しない]は、従来の集計方法になります。