SymfoWARE Navigatorの先進的なOLAP機能を、Microsoft Internet Explorer やNetscape CommunicatorといったWebブラウザ環境から利用するための関連製品です。主な機能を、以下に示します。
Webブラウザでの問い合わせ
Webサーバ上のカタログに登録しておいた問い合わせファイルを、Webブラウザから実行することができます。また、SymfoWARE Navigatorのクライアントと同様のGUIで問い合わせの条件などを変更して実行することもできます。
Webによる問い合わせ表の公開
SymfoWARE Navigatorで作成した問い合わせ結果(レポート)をWebサーバで公開する機能があります。この機能により、部門/全社などでデータウェアハウス上の情報を共有することができます。また、各ユーザがデータベースの検索や集計を行う必要がないためにデータウェアハウスのサーバの負担を削減することができます。
問い合わせ表の定期更新
各問い合わせに対して、更新スケジュールを設定できます。
更新スケジュールを問い合わせに設定すると、問い合わせ表は、設定したタイミングで更新されます。月に1度、日に1度などのタイミングで更新されるように設定しておき、業務に合わせて夜間などに自動的に実行することができます。更新スケジュールの自動起動は、ATコマンドで設定します。起動された更新スケジュールは、設定された条件に合ったタイミングである場合、問い合わせ表を更新します。
結果データのブラウザ表示
問い合わせファイルを実行した結果を、SymfoWARE Navigatorのクライアントと同様の罫線付きレポートとして表示することができます。
その他
バージョン情報の管理
問い合わせ表のバージョン管理ができます。この機能により、エンドユーザは、以前に作成した問い合わせ表を取り出すことができます。
アクセス権の設定
登録した問い合わせまたはフォルダに対して、ユーザやグループ単位にアクセス権を設定することができます。アクセス権の設定機能を利用することにより、複数のユーザやグループでWebSight Serverを利用した業務を行うことができます。