機能概要
辞書出口機能とは、Navigatorの辞書情報を参照するかわりに、全社的に管理している資源の公開/非公開情報を参照する機能です。
管理者が作成したライブラリ(以降、辞書出口モジュールと呼びます)が、全社的に管理している公開/非公開情報からNavigatorが必要とするデータをNavigatorに渡して、利用者に対する資源の使用範囲を決定します。
効果
本機能をご利用になりますと、以下のような効果を得ることができます。
利用者と利用者が参照可能な資源の関係を全社的に管理している環境の場合は、その情報を変更するだけで、辞書出口モジュールにより、Navigatorの利用者が参照可能な資源範囲を反映させることができます。
従来必要である、Navigatorツール、またはコマンドによるNavigatorの辞書への非公開情報を登録する作業や、それに伴うNavigator Serverの運用停止などを行なわずに、全社的に資源の公開/非公開を管理している情報を修正することで、Navigatorに反映することができるため、管理者の作業が軽減され、業務に影響を与えることなく資源範囲を変更することができます。
一人の利用者に複数のグループの資源の権限を持たせた管理をすることができます。
たとえば、YAMADAさんが、東日本地区と西日本地区のグループに所属する場合、東日本地区のグループでログインしても、東日本地区の資源と同様に、西日本地区の資源を参照することができるようになります。