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NetCOBOL V11.1 メッセージ集
FUJITSU Software

2.4.290 JMN2501I-S

@1@文で,'@2@'は@3@でなければなりません.

埋め込みの説明

@1@ : エラーを検出した文の動詞.

@2@ : エラーの原因となった語.

@3@ : 記述可能な語の種類.

例題

[P2501.cob]
000001 IDENTIFICATION DIVISION.
000002 PROGRAM-ID.    P2501.
000003 ENVIRONMENT    DIVISION.
000004 DATA           DIVISION.
000005 WORKING-STORAGE SECTION.
000006 01 WGRP.
000007   02 WNUM1     PIC 9(4).
000008   02 WNUM2     PIC 9(4).
000009   02 WNUM3     PIC 9(4).
000010 PROCEDURE      DIVISION.
000011     ADD CORR WGRP TO 13.
000012 END PROGRAM    P2501.

P2501.cob 11: JMN2501I-S ADD文で,'13'は一意名でなければなりません.

詳細な説明

この診断メッセージは,COBOLの各種の文で期待する語と異なる種類の語が記述された場合に出力されます.主な原因は次の通りです.

  1. 1つしか作用対象を記述できない個所に複数の作用対象を記述している.

  2. 定数を記述できない所に定数を指定した.

  3. 指定可能な定数と字類の異なる定数を指定した.

  4. 文に記述可能な補助語・指定の順番を誤った.

例題プログラムの場合は,2の理由からこの診断メッセージが出力されています.