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NetCOBOL V11.1 ユーザーズガイドHadoop連携機能編
FUJITSU Software

2.5.2 Reduceタスクで使用するファイル

Reduceタスクで使用するReduce入力データファイルおよびReduce出力データファイルは、COBOLランタイムシステムがCOBOLアプリケーションに対して自動的に割当てを行います。このため、あらかじめファイル識別名をMapReduce設定ファイルに指定しておく必要があります。


ReduceタスクのCOBOLアプリケーションは、Hadoop入力データファイルに指定したすべてのファイルをReduce入力データファイルとしてオープンできます。また、複数のReduce出力データファイルをオープンすることができます。

以下の例では、異なる2つのHadoop入力データファイルを割り当ててReduceタスクを実行しています。

Shuffle&sortにキーとして数字項目を指定しグループ化しています。ReduceタスクのCOBOLアプリケーションでは、グループ化されたレコードを読み込んで、同じキーのレコードを結合しています。