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Interstage List Creator V10.5.0 旧機能編
FUJITSU Software

8.6.2 アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合の環境設定

8.6.2.1 CLASSPATHの設定

開発時

javaソースをコンパイルするときには、Jarファイル(fjoaweb.jar)をCLASSPATHに設定します。

以下にjavacコマンドでコンパイルするときの例を示します。

javac -classpath .:/opt/FJSVoastw/classes/fjoaweb.jar Xyz.java
                                                        (*1)

*1:コンパイルするソース名を指定します。

実行時

コンパイルしたプログラムを実行するときには、Jarファイル(fjoaweb.jar)をCLASSPATHに設定します。

以下にjavaコマンドで実行するときの例を示します。

java -classpath .:/opt/FJSVoastw/classes/fjoaweb.jar Xyz
                                                     (*1)

*1:コンパイルしたJavaクラス名を指定します。

8.6.2.2 環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定

実行時

OWFファイル生成ライブラリは、JNI(Java Native Interface)を利用しているため、コンパイルしたプログラムを実行するときには、JNIのShared Libraryがロード可能なように、環境変数LD_LIBRARY_PATHを設定しておく必要があります。

この環境変数にList Creatorインストールディレクトリが最優先になるように追加してください。

例:shを使用してLD_LIBRARY_PATHを指定する場合

LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVoast/lib:/opt/FJSVoastw/lib:$LD_LIBRARY_PATHexport LD_LIBRARY_PATH

注意

  • Interstage Application ServerのJServletサービスで利用するときは、JServletサービスの環境定義ファイルに設定してください。

8.6.2.3 Interstage Application Serverを使用する場合の設定

ここでは、OWFファイル生成ライブラリを、Servletプログラムで使用した場合の、
Interstage Application Serverの環境設定について説明します。


ServletプログラムでOWFファイル生成ライブラリを使用する場合には、Interstage Application ServerのJServletサービスの環境定義ファイルに以下の内容を指定する必要があります。

以下に、Interstage Application ServerのJServletサービスの環境定義ファイルの記述例を示します。

この例では、Servletプログラムを新たにコンテナを作成して使用する内容になっています。

各設定の詳細については、“Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド”を参照してください。

[コンテナ名].env=LANG=ja_JP.eucJP
[コンテナ名].env=CLASSPATH=/opt/FJSVoastw/classes/fjoaweb.jar
[コンテナ名].env=LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVoast/lib
[コンテナ名].env=LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVoastw/lib

なお、例に記述されている「コンテナ名」には、サーブレット・コンテナの名前を指定します。