あらかじめ設定しておいた仕分け条件にしたがって、入力データとなるデータファイルを複数のデータファイルに仕分け、データファイルごとに1つの帳票として出力する形態です。
仕分けたデータファイルと帳票やメディアデータファイルなどを、ネットワーク上の別コンピュータに配信し、帳票を出力できます。配信したデータファイルを、さらに仕分けることもできます。
データファイルの仕分け条件は、あらかじめ、仕分け定義情報として定義しておきます。
仕分け型は、スタンドアロン型、アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ分散型のリモート帳票出力型で運用できます。
注意
帳票出力サーバのオペレーティングシステムによって、必要なソフトウェアが異なります。詳細については、オンラインマニュアル“解説編”を参照してください。
仕分け型は、【Windows版】の場合のみサポートしています。
図1.2 仕分け型
仕分け定義情報と帳票定義情報を、アプリケーションサーバ上に配置します。
アプリケーションは、List Creatorの入力データとなるデータファイルを作成します。
アプリケーションは、List Creatorの仕分けを実行します。
仕分けには、以下のインタフェースが使用できます。
コマンド(prassortコマンド)
COBOLインタフェース
アプリケーションサーバ上のList Creatorは、1.で配置した仕分け定義情報にしたがって、2.で作成したデータファイルを仕分けます。
リモート帳票出力型で運用する場合、アプリケーションサーバ上のList Creatorは、4.で仕分けたデータファイルと1.で配置した帳票定義情報を帳票出力サーバに転送します。転送時にデータを圧縮できます。
帳票を出力します。
リモート帳票出力型で運用する場合
帳票出力サーバ上のList Creatorは、5.で転送されたデータファイルを入力データとし、5.で配信された帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。
スタンドアロン型で運用する場合
アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ上のList Creatorは、4.で仕分けたデータファイルを入力データとし、1.で配置した帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。