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Interstage List Creator V10.5.0 旧機能編
FUJITSU Software

1.2.2 仕分け型

あらかじめ設定しておいた仕分け条件にしたがって、入力データとなるデータファイルを複数のデータファイルに仕分け、データファイルごとに1つの帳票として出力する形態です。
仕分けたデータファイルと帳票やメディアデータファイルなどを、ネットワーク上の別コンピュータに配信し、帳票を出力できます。配信したデータファイルを、さらに仕分けることもできます。

データファイルの仕分け条件は、あらかじめ、仕分け定義情報として定義しておきます。

仕分け型は、スタンドアロン型、アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ分散型のリモート帳票出力型で運用できます。

注意

  • 帳票出力サーバのオペレーティングシステムによって、必要なソフトウェアが異なります。詳細については、オンラインマニュアル“解説編”を参照してください。

  • 仕分け型は、【Windows版】の場合のみサポートしています。

図1.2 仕分け型

  1. 仕分け定義情報と帳票定義情報を、アプリケーションサーバ上に配置します。

  2. アプリケーションは、List Creatorの入力データとなるデータファイルを作成します。

  3. アプリケーションは、List Creatorの仕分けを実行します。
    仕分けには、以下のインタフェースが使用できます。

    • コマンド(prassortコマンド)

    • COBOLインタフェース

  4. アプリケーションサーバ上のList Creatorは、1.で配置した仕分け定義情報にしたがって、2.で作成したデータファイルを仕分けます。

  5. リモート帳票出力型で運用する場合、アプリケーションサーバ上のList Creatorは、4.で仕分けたデータファイルと1.で配置した帳票定義情報を帳票出力サーバに転送します。転送時にデータを圧縮できます。

  6. 帳票を出力します。

    • リモート帳票出力型で運用する場合
      帳票出力サーバ上のList Creatorは、5.で転送されたデータファイルを入力データとし、5.で配信された帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。

    • スタンドアロン型で運用する場合
      アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ上のList Creatorは、4.で仕分けたデータファイルを入力データとし、1.で配置した帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。