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Interstage List Creator V10.5.0 帳票Webサービス機能編
FUJITSU Software

A.4.2 WSDLドキュメントについて

帳票Webサービスは、SOAP-RPC方式により呼び出し可能な帳票出力用メソッド、およびそのメソッドのインタフェースを記述したWSDLドキュメントを提供しています。Interstage Studio(Apworks)や、Microsoft Visual Studioなどの開発環境を使うと、WSDLドキュメントからWebサービスを呼び出すためのスタブ(プロキシ)モジュールを生成することができます。スタブ(プロキシ)の生成方法は、使用する開発環境の使用手引書などを参照してください。

帳票WebサービスのWSDLドキュメントは、以下に格納されています。

名前

格納フォルダ

LCWebSvc.wsdl

【Windows版】
帳票Webサービスインストールフォルダ\WSDL 配下

【Solaris版】
/opt/FJSVoawb/wsdl

ポイント

帳票Webサービスが動作するサーバと、アプリケーションが動作するコンピュータを別にする場合

帳票Webサービスが提供しているWSDLドキュメントは、帳票Webサービスを使用するアプリケーションと帳票Webサービスが同じサーバ上で動作する場合に合わせて作成されています。帳票Webサービスが動作するサーバとは別のコンピュータにアプリケーションを配置する場合は、WSDLドキュメントに記述されたサーバ名を修正し、帳票Webサービスが動作するサーバ名(IPアドレス、またはFQDN)を指定するようにしてください(※注:WSDLドキュメント修正前に、必ず元のWSDLドキュメントのバックアップを取ってください)。

WSDLドキュメントの修正箇所は以下のとおりです。

  <wsdl:service name="LCWebSvc">
    <documentation xmlns="http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/" />
    <wsdl:port name="LCWebSvcSoap" binding="tns:LCWebSvcSoap">
      <soap:address location="http://localhost/LCWebSvc/Service.asmx" />
    </wsdl:port>
  </wsdl:service>

太字下線の"localhost"を、帳票Webサービスが動作するサーバを指定するように変更する(IPアドレス、もしくはFQDN)


修正例は以下のとおり(IPv4アドレスを設定する場合)。

【修正例】
  <wsdl:service name="LCWebSvc">
    <documentation xmlns="http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/" />
    <wsdl:port name="LCWebSvcSoap" binding="tns:LCWebSvcSoap">
      <soap:address location="http://NNN.NNN.NNN.NNN/LCWebSvc/Service.asmx" />
    </wsdl:port>
  </wsdl:service>

※注:「NNN.NNN.NNN.NNN」は、帳票Webサービスが動作するサーバのIPアドレス。