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Interstage List Creator V10.5.0 帳票Webサービス機能編
FUJITSU Software

4.4.1 【Windows版】

設計した帳票や帳票の出力時に必要なその他の資源をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバに配置します。

なお、同一コンピュータで帳票の設計と運用を行う場合、配置作業は不要です。

●準備する資源

準備する資源は、以下のとおりです。資源の格納先は、実行時に指定できます。

アプリケーションサーバに配置する資源
帳票出力サーバに配置する資源

●帳票資源の配置手順

以下に、資源をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバに配置する手順を示します。

= 操作手順 =
1. 帳票格納ディレクトリを作成する

配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを準備します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

2. クライアントアプリケーションにおけるWebサービスが動作するサーバのホスト名またはIPアドレス指定を変更する。

クライアントアプリケーションで指定する、Webサービスが動作するサーバのホスト名またはIPアドレスを、配置先のアプリケーションサーバ/帳票出力サーバのホスト名またはIPアドレスに変更します。必要に応じて、クライアントアプリケーションを再コンパイルします。

3. 帳票資源を配置する
  1. 前項でWebサービスが動作するサーバのホスト名またはIPアドレスの指定を変更したクライアントアプリケーションを、アプリケーションサーバ/帳票出力サーバに配置します。

  2. 帳票を設計したコンピュータの帳票格納ディレクトリに格納されている帳票定義情報を、配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置します。

    対象となる資源を以下に示します。

    • 帳票名.pmd

    • 帳票名.ovd(オーバレイを使用する場合のみ)

    • 帳票名.psf

    • 帳票名.bip

  3. データファイルを配置する場合は、配置先コンピュータに配置します。

  4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置します。

    • メディアデータファイル

    • 情報ファイル

    • PDFファイルに添付するファイル

    • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

    • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

注意

帳票定義情報やメディアデータファイルなどのテキストファイル以外の資源をFTPなどのファイル転送を利用して配置先のコンピュータに配置する場合、必ずバイナリモードで転送してください。その他のモードで転送した場合、帳票の出力に失敗することがあります。