帳票Webサービスの動作には、インターネット インフォメーション サービス (IIS)にて、ASP.NETを使用可能である必要があります。ASP.NETを使用可能とするためには、以下の手順を実行してください。
ポイント
本項目は、以下のIISが対象となります。
Windows Server 2008で動作するIIS 7.0
Windows Server 2008 R2で動作するIIS 7.5
Windows Server 2012で動作するIIS 8.0
Windows Server 2012 R2で動作するIIS 8.5
Windows Server 2016で動作するIIS 10.0
帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。
帳票Webサービスが動作するサーバで、インターネットインフォメーション サービス (IIS) マネージャを起動します。
Windows Server 2008の場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]を選択してください。
Windows Server 2012の場合は、[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべてのアプリ]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]を選択してください。
Windows Server 2016の場合は、[スタート]-[Windows管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャー]を選択してください。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の左の[接続]画面にWebサーバの一覧が表示されます。この画面で、帳票Webサービスが動作するコンピュータ名を持つサーバを選択してください。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の中央画面に、前項で選択したサーバの[ホーム]が表示されます。中央画面の最下部にビューの選択ボタンがありますので、[機能ビュー]をクリックして選択してください。次に、[ホーム]画面に存在する機能アイコンから、[ISAPIおよびCGIの制限]を選び、マウスを右ボタンクリックして[機能を開く]を実行してください。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の中央画面に、[ISAPIおよびCGIの制限]画面が表示されます。中央画面の最下部にビューの選択ボタンがありますので、[機能ビュー]をクリックして選択してください。すると、Webサーバ上で実行できるISAPIおよびCGI拡張の一覧が表示されますので、[説明]列に”ASP.NET”と書かれた列を確認します。もし、[制限]列の内容が”許可”以外の場合は、その”ASP.NET”と書かれた列を選択し、マウスを右ボタンクリックして、[許可]を実行してください。”ASP.NET”と書かれた列が複数行存在する場合は、全ての行に対して[許可]を実行してください。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]画面を閉じます。
帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。
注意
Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合は、「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧の「LCWebSvcEx」のアプリケーションプール名を「.NET v2.0」に変更してください。