Web手元印刷型でCOBOLアプリケーション連携機能を使用する場合に、Webプラグインの印刷画面で指定できる情報についての留意事項を説明します。
●給紙口名
印刷画面で給紙口名を指定した場合、プリンタ情報ファイルのMAPINFO SUPLYキーワードで指定した給紙口名は無効になります。
なお、印刷画面で給紙口名を指定しない場合は、プリンタ情報ファイルで指定した給紙口名が有効になります。
●印刷部数
印刷画面で印刷部数を指定して帳票を出力した場合、以下のように動作します。
プリンタ情報ファイルのCOPYGキーワードで複写枚数が指定されている場合
プリンタ情報ファイルのCOPYGキーワードで指定した複写枚数は無効になり、印刷画面で指定した印刷部数で出力されます。
COBOLアプリケーションのI制御レコードで複写枚数が指定されている場合
印刷画面で指定した印刷部数は無効になり、I制御レコードの複写枚数で出力されます。
ただし、I制御レコードで複写枚数が指定される以前のページについては、印刷画面で指定した印刷部数が有効になります。
印刷画面で指定した印刷部数を有効にしたい場合は、COBOLアプリケーションのI制御レコードで複写枚数を指定しないよう、COBOLアプリケーションの見直しを行ってください。
●両面印刷
印刷画面で両面印刷を指定して帳票を出力した場合、以下のように動作します。
プリンタ情報ファイルのSIDEキーワードで両面印刷指定されている場合
プリンタ情報ファイルのSIDEキーワードで指定した両面印刷指定は無効になり、印刷画面の両面印刷指定で出力されます。
COBOLアプリケーションのI制御レコード、帳票定義体、および画面帳票定義体で印刷面指定されている場合
印刷画面の両面印刷指定は無効になり、I制御レコード、帳票定義体、および画面帳票定義体の印刷面指定で出力されます。
I制御レコード、帳票定義体、および画面帳票定義体の印刷指定が有効になる場合の優先順序については、NetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。
印刷画面で指定した両面印刷指定を有効にしたい場合は、COBOLアプリケーションのI制御レコード、帳票定義体、および画面帳票定義体で印刷面指定しないよう、COBOLアプリケーション、帳票定義体、および画面帳票定義体の見直しを行ってください。
●プリンタのプロパティ
印刷刷画面の「プロパティ」ボタンは指定できません(マスクされます)。