COBOLアプリケーション連携機能を利用して、コネクタ連携型で帳票を出力する場合のシステム構築の条件として、以下を想定した例とします。
コネクタ連携型で帳票出力サーバから帳票を印刷する
アプリケーションサーバ、および帳票出力サーバは、以下のオペレーティングシステムである
アプリケーションサーバ:Windows、またはLinux
帳票出力サーバ:Windows
COBOLアプリケーションのASSIGN句で、ファイル識別名に「PRTFILE」が指定されている
COBOLアプリケーションの実行環境の文字コード系は以下のように設定する
アプリケーションサーバがWindowsの場合:シフトJIS
アプリケーションサーバがLinuxの場合:Unicode(UTF-8)
帳票定義情報は、アプリケーションサーバに配置したものを使用する(帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから転送する)
使用するプリンタデバイス名を出力属性ファイルで指定する
COBOLアプリケーションには以下の値を指定します。
条件 | 指定方法 | 指定する値 |
---|---|---|
出力属性ファイル | 環境変数 |
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COBOLアプリケーション連携機能を利用して | 環境変数LM_ID | 「1」(COBOLアプリケーション連携機能を利用してList Creatorで帳票を出力する) |
定義体格納ディレクトリ | プリンタ情報ファイルの「MEDDIR」キーワード |
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プリンタデバイス名 | 出力属性ファイルの「PRTDRV」キーワード | FUJITSU FMLBP227 |
プリンタ情報ファイル名を示す環境変数「ファイル識別名」 | COBOLアプリケーションのASSIGN句 | PRTFILE |
プリンタ情報ファイル名 | 環境変数「PRTFILE」 |
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コネクタ連携時の帳票出力サーバ | 環境変数LM_HOSTNAME | 「server」(帳票出力サーバのホスト名) |
帳票を転送する | 環境変数LM_FORMSENDMODE | 「1」(転送する) |
ライブラリ格納ディレクトリ | 環境変数LD_LIBRARY_PATH |
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COBOLアプリケーション実行時の文字コード系 | 環境変数LANG |
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