カスタマバーコード、U.S. POSTNETには、バーコードの文字印刷を指定することはできません。帳票設計時にはバーコード項目の文字印刷を無効にしてください。
QRコードの分割については、分割数の指定を有効とするか無効とするかを、帳票出力環境設定ファイルまたは帳票出力情報ファイルで指定できます。有効とする場合は、帳票出力環境設定ファイルまたは帳票出力情報ファイルで、キーワード「PDFBARQRPART」に「Y」を指定してください。
詳細は、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
バーコードを使用したPDFファイルを印刷する場合には600dpi以上の解像度のプリンタを使用してください。
バーコードは、用紙、リーダ、出力装置の解像度、および状態で精度が変わるため、実際の運用を行う前にバーコードを印刷し、読み込めることを確認してから使用してください。
Code 128を出力する場合、項目長は128以内としてください。128より大きい項目長を指定した場合は、帳票出力エラーとなります。
PDF生成時、デフォルトでは、JISやEANなどの規格として定められている細エレメント幅で出力します。また、細エレメント幅が定められていないコード種では、細エレメント幅を0.264mmとしてバーコードを出力させるため、帳票設計時に指定したバーコード項目のサイズで出力されない場合があります。
指定したバーコード項目のサイズで出力するためには、PDF文書情報ファイル(“2.2.4 帳票出力時に使用するPDF文書情報ファイルのキーワード説明”)のPDF-BARBOX=ONと指定するか、またはList Creator デザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で「バーコードを項目のサイズに収まるように出力する」の指定を行ってください。
上記操作によって、白バー/黒バーの幅、細エレメント幅、またはキャラクタ間ギャップなどがJIS規格で定められているサイズより小さくなってしまう場合があります。お使いになるプリンタとバーコードリーダであらかじめ読み取り確認を行ってください。
なお、以下のバーコードの場合、「バーコードを項目のサイズに収まるように出力する」の指定は無効となります。
Code 3 of 9(EIAJ準拠)(*1)
カスタマバーコード
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
U.S. POSTNET(Delivery Point Code)、U.S. POSTNET(ZIP+4 Code)、U.S. POSTNET(5-Digit ZIP Code)
FIM A(U.S. Postal FIM)、FIM B(U.S. Postal FIM)、FIM C(U.S. Postal FIM)
Intelligent Mail Barcode
*1:
Code 3 of 9(EIAJ準拠)は、List Creator デザイナのバーコード項目のプロパティの「EIAJ詳細設定」画面上で指定する設定値が有効となります。
バーコードの文字印刷部分の文字間隔は均等となりません。
バーコードの文字印刷部分の文字サイズは、バーコードの幅に比例した大きさで描画されます。
PDF417バーコードは、簡易PDF-417(Truncated PDF417)、マイクロPDF417(Micro PDF417)形式には対応していません。
JAN標準バーコードのクワイエットゾーンは、左右同じ11モジュールで描画されます。
Acrobatでの表示/印刷結果 List CreatorおよびMeFtでの印刷結果