監査証跡ログファイルを削除します。
コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
lclogdelexpire [-deldate ファイル作成日] [-deldir 監査証跡ログファイル格納ディレクトリ] [-nomsg]
オプションについて説明します。
削除対象とする監査証跡ログファイルの作成日を、過去の日付(「YYYYMMDD」形式)で指定します。現在、および未来の日付は指定できません。
以下に、指定例を示します。
例:20040521
指定した日付以前の監査証跡ログファイルを削除対象とします。
省略すると、過去の日付のすべての監査証跡ログファイル(コマンド実行当日の監査証跡ログファイルを除く)が削除対象となります。なお、環境設定ファイル(OutputKeepLogキー)で保存期間が設定されている監査証跡ログファイルも削除対象となります。
削除対象の監査証跡ログファイルが格納されているディレクトリをフルパスで指定します。
省略すると、環境設定ファイル(lc_env.conf)に設定されている監査証跡ログファイル格納ディレクトリの、監査証跡ログファイルが削除対象となります。
削除時の確認メッセージを表示しない場合に指定します。
省略すると、削除確認メッセージが表示されます。
監査証跡ログファイルを削除します。
lclogdelexpire
コマンド実行時に出力されるメッセージについて、以下に示します。
メッセージ | 説明 |
---|---|
ログファイルの削除が正常に終了しました。 | 監査証跡ログファイルの削除が正常に終了しました。 |
該当するログファイルが存在しませんでした。 | 指定した監査証跡ログファイルが存在しません。 |
OSの管理者権限がありません。権限のあるユーザでログインしてください。 | ログインしたユーザにAdministrators権限またはシステム管理者権限がありません。Administrators権限またはシステム管理者権限を持つユーザでログオンし、コマンドを再度実行してください。 |
%1オプションが複数回指定されています。 | オプションが複数回指定されました。オプションの指定を確認してください。 |
存在しないオプションが指定されました。%1コマンドでは%2オプションは指定できません。 | 存在しないオプションが指定されました。オプションの指定を確認してください。 |
ログファイル日付の指定が不当です。 | 不当なログファイル日付、または現在/未来のログファイル日付が指定されました。指定した値を確認してください。 |
ログファイル格納ディレクトリが存在しません(%1)。 | 指定した監査証跡ログファイルの格納ディレクトリが存在しません。監査証跡ログファイルの格納ディレクトリが存在するか確認してください。 |
ログファイル格納ディレクトリパスが長すぎる、または不当なディレクトリパスが指定されました(%1)。 | 指定した監査証跡ログファイルの格納ディレクトリのパスが長すぎる、またはディレクトリ名が不適切です。 |
ログファイルパスが長すぎる、または不当なログファイルパスが指定されました(%1)。 | 指定した監査証跡ログファイル名が長すぎる、またはファイル名が不適切です。 |
オプション(%1)のパラメタが指定されていない、または指定されたパラメタが不当です。 | オプションパラメタが指定されていない、または不当なオプションパラメタが指定されました。オプションパラメタの指定を確認してください。 |
ログファイルを削除する権限がありません(%1)。 | 指定した監査証跡ログファイルを削除する権限がありません。 |
ログファイル格納ディレクトリに権限がありません(%1)。 | 監査証跡ログファイルの格納ディレクトリに対して権限がありません。権限を見直ししてください。 |
メモリ資源不足です。不要なアプリケーションを終了するか、メモリを増設してください。 | 動作中にメモリ不足が発生しました。 |
ログファイルの削除に失敗しました(%1)。 | 削除処理中に異常が発生しました。 |
ログファイルの削除処理に失敗しました(%1)。 | 監査証跡ログファイルの削除処理中に異常が発生しました。 |
Internal Error | 監査証跡ログファイルの削除コマンド(lclogdelexpireコマンド)が適切なメッセージを出力できませんでした。 |
なお、障害調査用情報採取ツールについては、オンラインマニュアル“トラブルシューティング集”を参照してください。