ツールバーの[印刷]ボタンをクリックすると、印刷画面が表示されます。
図14.2 Webアプリケーション連携機能の印刷画面
注意
この印刷画面で各項目の指定を行った場合、帳票出力時や帳票での指定は無効となります。
帳票業務情報のプロパティの給紙方法に「指定なし」または「プリンタ装置の設定にしたがう」が設定されていた場合、プリンタドライバのプロパティの設定にしたがって帳票が出力されます。このとき、印刷画面の[プロパティ]ボタンでプリンタのプロパティ画面を表示して給紙指定を変更しても無効となります。
マルチフォーム出力時に帳票出力インタフェースで、以下の切り替え指定を行っている場合は、この印刷画面で指定を行っても無効となります。
給紙指定
給紙方法/給紙口名切り替え指定で、各帳票で指定した給紙方法/給紙口名を有効とした場合、帳票で指定された給紙方法/ 給紙口名が有効になります。
両面印刷
印刷面切り替え指定で、各帳票で指定した印刷面指定を有効とした場合、帳票で指定された両面印刷が有効になります。
OWFファイル生成時に指定した開始ページ番号、終了ページ番号は、この印刷画面の印刷範囲には反映されません。
帳票出力インタフェースで開始ページ、終了ページを指定してWeb手元印刷したい場合は、オプションやプロパティなどでWebプラグイン起動時の動作モードに「印刷する」を指定し、印刷画面の表示指定で「印刷画面を表示しない」を指定してください。
この印刷画面の[プロパティ]ボタンでプリンタのプロパティ画面を表示して、以下の情報を変更しても無効になります。
元の用紙サイズ(原稿サイズ)
用紙方向
プリンタがPrint Managerの高信頼プリンタ、高信頼リモートプリンタで、帳票出力時や帳票業務情報のプロパティで「部数単位で印刷する」を指定した場合、この印刷画面の[プロパティ]ボタンでプリンタのプロパティ画面を表示して「部数単位」の指定を変更しても無効になります。
COBOLアプリケーション連携時の印刷画面の注意事項については、オンラインマニュアル“COBOLアプリケーション連携機能編”を参照してください。
ポイント
この印刷画面の給紙指定で給紙口名を指定しなかった場合、給紙方法は以下の優先順序で有効になります。
帳票出力インタフェースの給紙方法/ 給紙口名切り替え指定にしたがった給紙方法/ 給紙口名
帳票出力インタフェースの給紙口名で指定した給紙口名
帳票出力インタフェースの給紙方法で指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法
この印刷画面は、プレビュー画面から起動する以外にも、以下の方法で表示することができます。
帳票出力インタフェース使用時
オプションやプロパティなどでWeb プラグイン起動時の動作モードで「印刷する」を指定し、かつ印刷画面の表示指定で「印刷画面を表示する」を指定する。
COBOLアプリケーション連携機能使用時
初期化ファイルを使用してWeb プラグイン起動時の動作モードで「印刷する」を指定し、かつ印刷画面の表示指定で「印刷画面を表示する」を指定する。
この印刷画面の[プロパティ]ボタンでプリンタのプロパティ画面を表示し、とじしろの指定を行った場合、プリンタのプロパティ画面の指定だけでなく帳票のプロパティで指定したとじしろも有効になります。
このため、プリンタのプロパティ画面で印刷面やとじしろを変更する運用を行う場合は、帳票のプロパティでとじしろは指定しないことをお勧めします。