Windowsへのリモート帳票出力を行う場合、リモート帳票出力ユーザを登録/変更/削除/表示できます。
リモート帳票出力ユーザは、アプリケーションサーバ(UNIX系OS)上でprsetpasswdコマンドで設定します。
注意
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合は、prsetpasswdコマンドでリモート帳票出力ユーザを設定する必要はありません。ただし、アプリケーションサーバでリモート帳票出力をするユーザが、帳票出力サーバに登録されている必要があります。
リモート帳票出力ユーザとは、リモート帳票出力時に帳票出力サーバ(Windows)上で動作するユーザのことをいいます。
Windowsへのリモート帳票出力を行う場合、リモート帳票出力するアプリケーションサーバごとにリモート帳票出力ユーザを登録しておく必要があります。
以下を参考に、アプリケーションサーバ上でリモート帳票出力ユーザを登録してください。
どのユーザでリモート帳票出力しても、帳票出力サーバで動作するユーザを1つに統一して運用したい場合は、prsetpasswdコマンドでユーザを1つだけ登録してください。
リモート帳票出力するユーザと、帳票出力サーバ上で動作するユーザを同じにしたい場合は、リモート帳票出力するユーザをすべてprsetpasswdコマンドで登録してください。
この場合、登録されていないユーザがリモート帳票出力を行うと、帳票出力サーバでは一番目に登録されたユーザで動作します。
注意
prsetpasswdコマンドで指定するリモート帳票出力ユーザ名は、帳票出力サーバ(Windows)のユーザ名と同じユーザ名、パスワードを定義してください。
以下に、リモート帳票出力ユーザの登録順序と、実際に適用されるリモート帳票出力ユーザ名の例を示します。