組合せフォーム定義ファイルの記述形式は、以下のとおりです。
[セクション名] 設定値、または キーワード=設定値 ・・・・・・
組合せフォーム定義の分類を示します。
組合せフォーム定義のキーワードを示します。
組合せフォーム定義に設定する値、またはキーワードに設定する値を示します。
なお、記述内容には、以下の規則があります。
組合せフォーム定義ファイルを帳票を出力する環境に配置する場合、以下の文字コード系とする必要があります。
【Windows版】の場合
Shift-JIS の文字コード系で作成してください。
【UNIX系OS版】の場合
Shift-JIS、EUC、またはUNICODE(UTF8)の文字コード系で作成してください。
なお、組合せフォーム定義ファイルの配置先やユーザアプリケーション実行時の文字コード系に応じた文字コード系で記述する必要があります。
文字コード系の詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の帳票資源の準備と配置に関する記載を参照してください。
セクションの範囲は、次のセクション名が指定されるまで、または、ファイルの最後までになります。
「;」(半角セミコロン)で始まる行は、コメント行とみなします。
セクション名、キーワードにない文字列は無視します。
セクション名、キーワードは大文字小文字を区別しません。
同じセクション名、キーワードを複数指定した場合、または省略した場合は、セクション名、キーワードごとに動作が異なります。詳細はセクション名、キーワードの説明を参照してください。
設定値は「=」文字の次から改行コードまでになります。
設定値に指定できる文字数や文字の種類は、キーワードごとに違います。詳細はキーワードの説明を参照してください。
セクションおよびキーワードの一覧を以下に示します。
●セクション
設定できるセクション名は以下のとおりです。
セクション名 | 説明 |
---|---|
[GROUP] | 組合せフォームの一覧のセクションです。省略できません。 |
[組合せフォーム名] | セクション名に各組合せフォーム名を指定するセクションです。省略できません。 |
●キーワード、および設定値
各セクションに設定できるキーワード、および設定値は以下のとおりです。
設定値 | 説明 |
---|---|
組合せフォーム名 | 組合せフォーム名を64バイト以内で指定します。省略できません。 |
キーワード名 | 概要 |
---|---|
Forms | 組合せフォームに使用する帳票名を「カンマ(,)」で区切って指定します。省略はできません。 |
Comment | 組合せフォームに関するコメントを64バイト以内で指定します。コメントは省略できます。 なお、以下の文字は使用できません。 「セミコロン(;)」、「ダブルクォーテーション(") 」、「改行」 |
以下の場合の組合せフォーム定義ファイルの記述例を示します。
組合せフォーム名「組合せ1」:帳票「ヘッダA」、帳票「明細X」の組合せ
コメント「原票」
組合せフォーム名「組合せ2」:帳票「ヘッダB」、帳票「明細Y」の組合せ
コメント「お客様控え」
組合せフォーム名「組合せ3」:帳票「ヘッダC」、帳票「明細Z」の組合せ
コメント「店舗控え」
[GROUP] 組合せ1 組合せ2 組合せ3 [組合せ1] Forms=ヘッダA,明細X Comment=原票 [組合せ2] Forms=ヘッダB,明細Y Comment=お客様控え [組合せ3] Forms=ヘッダC,明細Z Comment=店舗控え