ここでは、Form Coordinatorデザイナで作成した電子フォームを、List Creatorデザイナで使用する方法について説明します。
電子フォームをList Creatorで出力する方法には、以下の3つがあります。
電子フォームをそのままList Creatorで出力する
デザイナ連携しているコンピュータで、電子フォームにList Creatorの帳票出力に関する詳細な定義を行ってList Creatorで出力する
電子フォームを帳票に変換してList Creatorで出力する(電子フォームとは別に帳票を用意する)
以下の範囲で使用する場合は、電子フォームをそのままList Creatorのカード形式の帳票として扱えます。
電子フォームのレイアウトをそのまま出力する
List Creatorで使用する入力データの形式がXML形式
List Creatorで出力するときに、演算する必要がない
または、演算の結果が入力データとして使用するXMLファイルに反映されている
List Creatorでの出力方法が、UNIX系OSのPostScript印刷以外
データによって印刷するかどうかを切り替えない
データによって項目の書式を変更しない
上記範囲を超えて使用する場合は、List Creatorデザイナをインストールしたお使いのコンピュータにForm Coordinator デザイナV5.0L10以降をインストールし、電子フォームにList Creatorの帳票出力に関する詳細な定義を行ったり、List Creatorデザイナで電子フォームを帳票に変換したりする必要があります。5.や6.を行いたい場合は、必ずList Creatorデザイナで電子フォームを帳票に変換してください。
電子フォームをForm CoordinatorでWebブラウザに表示したときと、List Creatorで出力したときの違い、および電子フォームを帳票に変換したときの結果については、以下を参照してください。
注意
電子フォームをShift-JIS以外の環境で使用するには、Windows上でList Creatorの帳票の文字コード系に変換(帳票コード変換)する必要があります。