入力データ形式を可変長、固定長、およびCSV形式からXML形式に変更した場合、以下のように動作します。
●表示リスト
レコードリストがデータリストに切り替わります。
●データルート名
「DataRoot」で生成されます。
●タグ名
項目名を元にタグ名が生成されます。
また、命名できないタグ名があった場合は、自動生成名が設定されます。
ポイント
List Creatorのタグ名には、日本語(記号は「長音記号(ー)」のみ)または英数字(A~Z、a~z、0~9、「ハイフン(-)」、「ピリオド( . )」、および「アンダースコア( _ )」) 128 文字以内が使用できます。また、日本語と半角英数字の混在した名前を使用することができます。
ただし、以下の制限があります。
タグ名に全角英数字、および空白文字は使用できません。
タグ名の先頭には、「アンダースコア( _ )」以外の記号、および半角数字を使用できません。
大文字、小文字にかかわらず、タグ名の先頭には「 xml 」、または「 fjxml 」を使用できません。
●データ構造
フリーフレーム形式の帳票レイアウト情報の場合、データ構造が以下のように変更されます。
レコードリスト上で定義した集団項目は、すべて削除されます。
データリスト上での項目の順序は、以下のようになります。
ヘッダ、フレーム(フレームの左上を基点に左上から右下の順序(パーティションリストと同じ順序))、ボディ、フッタごとに、項目の左下を基点に左上から右下の順序(パーティションリストと同じ順序)になります。
バーコード項目のアドオンデータは、バーコード項目の次になります。
非出力項目(レコードのみ項目)は、データリストの末尾になります。
フレームごとに、フレーム集団項目および明細集団項目が作成されます。
フレーム集団項目および明細集団項目のタグ名や項目名は、以下のように設定されます。
フレーム集団項目
タグ名には、フレーム名が設定されます。
項目名には、初期値としてフレーム名が設定されます。ただし、すでにフレーム名を項目名とした項目が定義されている場合は、「FRMnnnn(nnnnは通し番号)」が設定されます。
明細集団項目
タグ名には、「DE」が設定されます。
項目名には、初期値として「DE」が設定されます。ただし、すでに項目名「DE」が定義されている場合は、初期値の後ろにnnnn(通し番号)が付加されます。
フレームに定義されている項目は、すべて対応するフレーム集団項目の構成項目となります。
また、フレームのDE(明細)パーティションに定義されている項目は、すべて対応するフレームの明細集団項目の構成項目になります。
集計表形式およびフリーフレーム形式以外の帳票レイアウト情報の場合、レコードリストの構造がそのままデータリストへ移行されます。
集計表形式の帳票レイアウト情報の場合、データ構造が以下のように変更されます。
レコードリスト上で定義した集団項目は、すべて削除されます。
データリスト上での項目の順序は、以下のようになります。
編集領域の上のパーティションから、パーティションごとに、項目の左下を基点に左上から右下の順序(パーティションリストと同じ順序)になります。
バーコード項目のアドオンデータは、バーコード項目の次になります。
非出力項目(レコードのみ項目)は、データリストの末尾になります。
明細集団項目が作成されます。明細集団項目のタグ名には、「DE」が設定されます。明細集団項目の項目名には、初期値として「DE」が設定されます。ただし、すでに項目名「DE」が定義されている場合は、初期値の後ろにnnnn(通し番号)が付加されます。
DE(明細)パーティションに定義されている項目は、すべて明細集団項目の構成項目になります。
注意
データ定義画面の[DB連携]タブの「DBタイプ」に「Oracle」が設定されている場合、入力データ形式を「XML 形式」に変更できません。
カード形式の帳票レイアウト情報で、固定リテラル項目および矩形固定リテラル項目以外に繰返しが設定されている場合は、入力データ形式を「XML 形式」に変更できません。
フリーフレーム形式または集計表形式の帳票レイアウト情報で、以下の場合は、入力データ形式を「XML 形式」に変更できません。
DE(明細)パーティションに出力項目が定義されていない(フリーフレーム形式の場合は、各フレームのDE(明細)パーティションに出力項目が定義されていない)
レコード域共用項目が存在する
「XML形式」に変更して、フレーム集団項目および明細集団項目が生成された場合に、定義された項目と合わせて2000個を超える