出力したいXMLファイルの一部の中の最上位要素をデータルートにして帳票を設計します。
ここでは、顧客情報をデータルートにして帳票を設計し、prprint コマンドを使用して「顧客情報」だけを取り出して出力する方法を例に説明します。
XMLファイルの例)
帳票様式定義画面でテキスト項目として「顧客名」、「TEL」、および「FAX」を定義します。
データ定義画面の[環境定義]タブで、入力データ形式に「XML形式」を指定します。
帳票様式定義画面のデータリストで、データリストの一番上に表示されるデータルート名「DataRoot」を選択し、[編集]-[名前の変更]を選択します。マウスの右ボタンをクリックして[名前の変更]を選択しても同じ動きになります。データルート名は「顧客情報」という名前にします。
⇒帳票様式定義画面のデータリストは、以下のようになります。
帳票出力時に、prprintコマンドの -gxmlrootオプションでデータルート「顧客情報」の親要素のパス「/御見積書」を指定します。
例)
prprint -gxmlroot /御見積書•••