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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.4.22 複数の合計を浮動位置で出力する際、制御レベルの高い合計を出力した後にだけ改ページしたい

この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。

集計表形式の帳票を使用して複数の合計を浮動位置で出力する際、制御レベルの高い合計を出力した後にだけ改ページするには、データ定義画面の[拡張定義]タブで設定を行う必要があります。

ここでは、“B.4.10 小計と合計を計算して出力したい”で作成した集計表形式の売上集計表を浮動位置で小計出力、合計出力する場合に、制御レベルの高いパーティションでのみ改ページする例を説明します。

=操作手順=
  1. B.4.10 小計と合計を計算して出力したい”で説明した帳票の制御脚書きパーティション(CF1、CF2)のパーティションのプロパティ画面で以下の指定を行います。

        形式:浮動

        印刷後 ‐ 制御:改行

  2. データ定義画面の[拡張定義]タブで「CNTL-FOOT」段落を追加し、「月」と改ページだけ行う指定($FF)を記述します。
    追加した「CNTL-FOOT」段落は、「CNTL-FOOT」段落群の末尾に記述します。

    ⇒「月」に対するデータが変わるタイミングでCF2を出力後に改ページ、「年」に対するデータが変わるタイミングでCF2とCF1を出力後に改ページします。

    ポイント

    • この機能は、Windows用帳票サンプル「個人就業実績5」、UNIX系OS用帳票サンプル「SYUGYOU5」で使用しています。