毎ページ固定位置に出力される枠・網がけと、入力データによって浮動位置に出力される枠・網がけを定義します。
ここでは、固定位置に出力される枠として、明細の見出しを出力する枠と、フレーム全体を囲む枠を定義します。固定位置に出力される枠を「オーバレイ枠」と呼びます。
浮動位置に出力される枠として、CF2パーティション、およびCF1パーティションをそれぞれに囲む枠を定義します。データに合わせて浮動位置に出力される枠のことを「パーティション枠」と呼びます。
オーバレイ枠を定義します。
図形ツールバーの以下の[枠]ボタン をクリックします。
フレームの上に、明細の見出しを出力する枠を定義します。
編集領域上でマウスをドラッグして、枠の範囲を指定します。
⇒指定した範囲にオーバレイ枠が定義されます。
ポイント
枠の位置を合わせるには、表示倍率を高くしたり、グリッドの強制の設定を変えたりします。また、枠を選択して、書式ツールバーの[オブジェクトのプロパティ]ボタンをクリックして、枠画面の[プロパティ]タブで定義することもできます。
オーバレイ枠に網がけを定義します。
追加した枠が選択されていることを確認して、書式ツールバーの以下の[オブジェクトのプロパティ]ボタン をクリックします。
⇒枠画面が表示されます。
[網がけ属性]タブをクリックします。
[網がけ属性]タブで以下のように設定して、[OK]ボタンをクリックします。
種類 :20%
色 :黒
枠線表示 :チェック
2.の操作と同様にして、フレーム全体を囲む枠を定義します。
⇒定義後の帳票様式定義画面は、以下のようになります。
パーティション枠を定義します。
パーティション罫線ツールバーの以下の[パーティション枠]ボタン をクリックします。
CF2パーティション、CF1パーティションに、パーティション枠を定義します。
編集領域上でマウスをドラッグして、パーティション枠の範囲を指定します。
⇒指定した範囲にパーティション枠が定義されます。
パーティション枠に網がけを定義します。
CF1パーティションに定義したパーティション枠を選択して、書式ツールバーの以下の[オブジェクトのプロパティ]ボタン をクリックします。
⇒パーティション枠画面が表示されます。
[網がけ属性]タブをクリックします。
[網がけ属性]タブで以下のように設定して、[OK]ボタンをクリックします。
CF1の設定
種類 :100%
色 :黒
枠線表示 :チェック
CF2の設定
種類 :20%
色 :黒
枠線表示 :チェック
⇒定義後の帳票様式定義画面は、以下のようになります。
これで、枠と網がけが定義できました。