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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

2.1.1 帳票設計前の準備

帳票設計を始める前に、以下の準備が必要です。

1)帳票形式を決める

作成したい帳票に合った帳票形式を決めます。

作成したい帳票が、どの帳票形式の特長に合っているか、どの帳票形式で作成するのが最適かを考慮して決めることがポイントです。

ここで決めた帳票形式を指定して、表2.1 帳票設計の流れと参照先の手順「3」の帳票様式定義ウィザードを利用してプロトタイプの帳票様式情報を作成します。

2)Unicodeの文字を使用するかどうかを決める

帳票定義情報に定義する文字列にUnicodeの文字を使用するかどうかを決めます。

ポイント

  • 多言語帳票を設計・運用する場合は、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の多言語帳票の運用についての記載を参照してください。

3)作成方法を決める

帳票のレイアウトを作成する方法を決めます。

入力データや紙の帳票など、作成したい帳票に関連する情報(既存の資産)がある場合は、これらを利用すると作成したい帳票のレイアウト情報をより簡単に作成できます。

表2.1 帳票設計の流れと参照先のb)、c)、d)、またはe)の方法で作成する場合は、4)の作業を行ってください。

4)利用するファイルを準備する

表2.1 帳票設計の流れと参照先の3)で決めた方法で作成するために必要なファイルを準備します。


なお、紙の帳票やFORMなどで作成した画面帳票定義体を、既存資産を有効利用することもできます。

紙の帳票の利用については、以下を参照してください。

⇒“6.3.1 既存の帳票やプレプリント用紙のレイアウト情報を利用する

画面帳票定義体の変換機能については、以下を参照してください。

⇒“付録J 画面帳票定義体の変換