データファイルには、次の種類があります。データファイルを使用する場合は、データファイル中の記述形式(入力データ形式と、各データのフィールドを区切る文字)を決めます。
可変長
固定長
CSV形式
XML形式
これらのデータファイルは、以下のような方法で抽出・作成できます。
データベースから抽出する
表計算ソフトから抽出する
4GLから作成する
以下に、それぞれのデータファイルについて説明します。
各データの長さを固定として扱います。設定された長さよりも実際のデータが短い場合は、設定された長さに満たない部分に半角空白を挿入してデータを作成します。例えば、20バイトの項目の実際のデータが15バイトしかない場合は、残り5バイトに半角空白を挿入します。
以下に、区切り文字あり(空白)の場合のデータファイルの例を示します。
CSV形式のデータを扱います。各データの長さは可変です。各データの間は区切り文字で区切ります。区切り文字には「カンマ(,)」または「タブ」を指定します。なお、「ダブルクォーテーション(")」で囲まれたデータ中の区切り文字と同じ文字は、データとして扱われます。
以下に、区切り文字が「カンマ(,)」の場合のデータファイルの例を示します。
注意
入力データ内に区切り文字を含む場合は、各データを「ダブルクォーテーション(")」で囲む必要があります。
「ダブルクォーテーション(")」の後に区切り文字が存在した場合は、その「ダブルクォーテーション(")」までを1つのデータとして扱います。
データ中にダブルクォーテーション(")が2つ続いた場合の動作を指定することができます。
詳細については、オンラインマニュアル“ 環境設定・帳票運用編” のList Creatorの環境設定コマンドに関する記載を参照してください。
ポイント
入力データの1行目に、帳票に定義されている項目名を項目ラベル行として記述した場合、項目名ラベル付きデータファイルとなります。項目名ラベル付きデータファイルについては、以下を参照してください。