Interstage Studio(Apworks)とは、従来のWebアプリケーション開発から最新のWebサービス開発までの幅広いアプリケーション開発に対応した、Java統合開発環境です。
アプリケーション開発用ワークベンチにオープンソースのEclipseを採用することで、ユーザビリティが大幅に向上されています。
List Creatorでは、Interstage Studio(Apworks)と連携することで、Interstage Studio(Apworks)が提供するワークベンチを使用して帳票出力システムを開発することができます。
Interstage Studio(Apworks)連携では、以下の操作が行えます。
帳票定義情報の新規作成・更新
エレメントフィルタ
クラスパスの設定支援
それぞれの概要について、以下に示します。
帳票定義情報の新規作成・更新
ワークベンチから帳票定義情報を新規作成することができます。
ワークベンチからList Creator デザイナを起動して、帳票定義情報を新規作成できます。
作成した帳票定義情報は、ワークベンチのプロジェクトごとに管理されます。
ワークベンチから帳票定義情報を開いて更新することができます。
ワークベンチから「パッケージエクスプローラ」ビューなどから帳票を更新できます。
エレメントフィルタ
帳票定義情報を構成するファイルを1つにまとめて表示できます。
帳票定義情報を構成する次のファイルを、「パッケージエクスプローラ」のJavaエレメントフィルタを使用して1つのリソースとして表示することができます。
.bip
帳票様式情報と入力データを関連付けるファイルです。
.pmd
帳票ファイルです。
.psf
補助ファイルで、帳票様式情報の編集時に必要なファイルです。
.ovd
オーバレイファイルです。オーバレイを使用しない場合は作成されません。
.dse
以下の機能を使用して帳票出力する場合に必要なファイルです。
XBRLデータ対応機能
Navigator連携機能
なお、このファイルは、上記機能を使用せずに帳票定義情報を設計した場合は作成されません。
以下に、エレメントフィルタがオンの場合とオフの場合のパッケージエクスプローラの例を示します。
クラスパスの設定支援
Javaインタフェースを使用する場合のクラスパスを簡単に指定することができます。
jarファイルの名前や配置されているフォルダを意識せずに、クラスパスを設定することができます。
チーム開発を行う場合、開発者によって製品のインストール先が異なっていても、プロジェクトの設定を環境に合わせて変更する必要がなくなります。