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Interstage List Creator V10.5.0 解説編
FUJITSU Software

3.2.5 上位ツール/データベース連携機能

上位ツールやデータベースと連携する機能について説明します。

3.2.5.1 ERP連携機能

SAP R/3およびOracle E-Business Suite上で作成したデータを、List Creatorの帳票定義を使って帳票出力する機能です。以下の2つの機能があります。

ERP連携機能を使用すると、大量の印刷物を効率的に拠点へ配信できます。また、印刷から電子帳票やPDFへの運用変更も柔軟に対応できます。


以下に、SAP R/3 RDI連携機能、およびOracle E-Business Suite連携機能を利用した場合の例を示します。

図3.11 SAP R/3 RDI連携機能

図3.12 Oracle E-Business Suite連携機能

3.2.5.2 Navigator連携機能

帳票設計時に、帳票の項目とInterstage Navigator Serverが公開している項目をドラッグ&ドロップで関連付け、データ抽出条件の設定を行い、その条件にしたがってInterstage Navigator Serverから必要なデータを取り出して、帳票を出力する機能です。

Navigator連携機能を実行することで、アプリケーション側では帳票に出力するデータを生成する手間を省略できます。

3.2.5.3 XBRLデータ対応機能

List Creatorの豊かな表現力を使ってXBRLデータを出力する機能です。

帳票設計時に、XBRLデータのタクソノミーを参照して、帳票項目とXBRLデータとを関連付けます。運用時には、XBRLインスタンスを指定して帳票を出力することができます。

3.2.5.4 SSIS連携機能

SSIS(SQL Server Integration Services)は、データウェアハウジング対応のETL(抽出、変換、読み込み)パッケージを含む、高いパフォーマンスデータ統合ソリューションを構築するためのプラットフォームです。

SSIS連携機能で提供するList Creator データ変換先を使用することでプログラムすることなしにデータベースからデータを抽出してList Creatorにデータを入力し、帳票出力を可能にします。