利用者プログラムに渡す引数は、2種類あります。
データの内容
データの内容とは、ここでは入出力データ内の項目値のことを示しています。また固定値も含まれます。これらはFormatmanagerによって値を設定し、利用者プログラムに渡します。
項目や固定値の指定については、Formatmanagerクライアントの[利用者プログラム設定]画面で指定します。
ユーザ情報
ユーザ情報は、データの内容以外に、利用者プログラムに引数を与えたい場合に設定する値のことです。これは親プログラム側で値を指定し、Formatmanagerを経由して利用者プログラムに渡します。
値の指定方法については“3.2.3 トランスレーションパラメタ情報構造体(FEDIT_USERFUNC_PARAM)の形式”を参照してください。
利用者プログラムのライブラリ名、関数名、引数の数は、Formatmanagerクライアントに登録しておく必要があります。それによって、呼び出したい利用者プログラムが特定できます。
登録はFormatmanagerクライアントの[利用者プログラム登録]画面で指定します。
利用者プログラム側から、項目コード変換用CSVファイルを使用してコード変換を実施したい場合は、「利用者プログラムCSVファイル情報取得API」を使用してください。FormatmanagerからCSVファイル情報を受け取ることができます。