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Linkexpress Replication optionV5.0L19 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

2.4.7 MSFCへの登録

Linkexpress Replication optionを、フェールオーバークラスタ管理ツールを使ってクラスタに登録します。

フェールオーバークラスタ管理ツールは、Windows Server 2008の場合は[フェールオーバークラスタの管理]、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合は[フェールオーバークラスターマネージャー]です。

ここでは、以下の操作手順について説明します。

Symfoware Serverがフェイルオーバ運用の場合

共用ディスクの登録

Linkexpress Replication optionが使用する共用ディスクを登録します。Linkexpress Replication optionで使用する共用ディスクが複数ある場合は、すべて登録してください。

  1. フェールオーバークラスタ管理ツールを起動します。

  2. コンソールツリーが折りたたまれている場合は、レプリケーション運用するSymfoware Serverのサービスを登録しているクラスターの下のツリーを展開します。

  3. Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合、コンソールツリーの[記憶域]を右クリックし、[ディスクの追加]をクリックします。
    Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合、コンソールツリーの[記憶域]の下の、[ディスク]を右クリックし、[ディスクの追加]をクリックします。

  4. Linkexpress Replication optionで使用する共用ディスクを選択し、[OK]をクリックします。

  5. Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合、コンソールツリーの[サービスとアプリケーション]の下の、レプリケーション運用するSymfoware Serverのサービスを右クリックし、 [記憶域の追加]をクリックします。
    Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合、コンソールツリーの[役割]を選択し、中央のウィンドウ領域でレプリケーション運用するSymfoware Serverのサービスを登録しているクラスターを右クリックし、[記憶域の追加]をクリックします。

  6. Linkexpress Replication optionで使用する共用ディスクを選択し、[OK]をクリックします。

Linkexpress Replication optionのサービスの追加

Linkexpress Replication optionのサービスを追加します。

  1. フェールオーバークラスタ管理ツールを起動します。

  2. コンソールツリーが折りたたまれている場合は、レプリケーション運用するSymfoware Serverのサービスを登録しているクラスターの下のツリーを展開します。

  3. Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合、コンソールツリーの[サービスとアプリケーション]の下の、レプリケーション運用するSymfoware Serverのサービスを右クリックし、 [リソースの追加]をポイントして[3‐汎用サービス]をクリックします。
    Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合、コンソールツリーの[役割]を選択し、中央のウィンドウ領域でレプリケーション運用するSymfoware Serverのサービスを登録しているクラスターを右クリックし、 [リソースの追加]をポイントして[汎用サービス]をクリックします。

  4. 新しいリソースウィザードの[サービスの選択]に表示されているWindowsサービスの一覧から、MSFCで動作させるLinkexpress Replication optionのサービスを選択して、[次へ]をクリックします。

  5. [確認]で[次へ]をクリックします。

  6. [概要]で[完了]をクリックします。

  7. フェールオーバークラスタ管理ツールの右側のウィンドウ領域の[操作]に表示されているLinkexpress Replication optionのサービスの、[プロパティ]をクリックします。

  8. [依存関係]タブをクリックし、[リソース]にLinkexpress Replication optionのサービスが依存するリソースを追加します。

    AND/OR

    リソース

    “共用ディスクの登録”で登録した共用ディスクのリソース

    AND

    Symfoware Serverのサービス

  9. [ポリシー]タブをクリックして、以下を設定します。

    項目

    設定値

    リソースが失敗状態になった場合は、現在のノードで再起動を試みる

    オン

    再起動期間(mm:ss)

    15:00

    指定期間内での再起動の試行回数

    3

    再起動に失敗した場合は、このサービスまたはアプリケーションのすべてのリソースをフェールオーバーする

    オフ

  10. [詳細なポリシー]タブをクリックして、以下を設定し[OK]をクリックします。

    項目

    設定値

    基本的なリソース正常性チェックの間隔

    次の間隔を使用する(mm:ss)(02:00)

    完全なリソース正常性チェックの間隔

    次の間隔を使用する(mm:ss)(02:00)

ポイント

プロパティの[ポリシー]タブおよび[詳細なポリシー]タブの設定値は変更できます。Symfoware Serverの起動時間に合わせた設定を行ってください。

詳細はオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

参照

Linkexpress Replication optionのサービス名については、“導入運用ガイド”を参照してください。

Symfoware Serverがデータベース多重化運用の場合

共用ディスクの登録

Linkexpress Replication optionが使用する共用ディスクを登録します。Linkexpress Replication optionで使用する共用ディスクが複数ある場合は、すべて登録してください。

  1. フェールオーバークラスタ管理ツールを起動します。

  2. コンソールツリーが折りたたまれている場合は、レプリケーション運用するLinkexpressのサービスを登録しているクラスターの下のツリーを展開します。

  3. Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合、コンソールツリーの[記憶域]を右クリックし、[ディスクの追加]をクリックします。
    Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合、コンソールツリーの[記憶域]の下の、[ディスク]を右クリックし、[ディスクの追加]をクリックします。

  4. Linkexpress Replication optionで使用する共用ディスクを選択し、[OK]をクリックします。

  5. Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合、コンソールツリーの[サービスとアプリケーション]の下の、レプリケーション運用するLinkexpressのサービスを右クリックし、 [記憶域の追加]をクリックします。
    Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合、コンソールツリーの[役割]を選択し、中央のウィンドウ領域でレプリケーション運用するLinkexpressのサービスを登録しているクラスターを右クリックし、[記憶域の追加]をクリックします。

  6. Linkexpress Replication optionで使用する共用ディスクを選択し、[OK]をクリックします。

Linkexpress Replication optionのサービスの追加

Linkexpress Replication optionのサービスを追加します。

  1. フェールオーバークラスタ管理ツールを起動します。

  2. コンソールツリーが折りたたまれている場合は、レプリケーション運用するLinkexpressのサービスを登録しているクラスターの下のツリーを展開します。

  3. Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合、コンソールツリーの[サービスとアプリケーション]の下の、レプリケーション運用するLinkexpressのサービスを右クリックし、 [リソースの追加]をポイントして[3‐汎用サービス]をクリックします。
    Windows Server 2012またはWindows Server 2016の場合、コンソールツリーの[役割]を選択し、中央のウィンドウ領域でレプリケーション運用するLinkexpressのサービスを登録しているクラスターを右クリックし、 [リソースの追加]をポイントして[汎用サービス]をクリックします。

  4. 新しいリソースウィザードの[サービスの選択]に表示されているWindowsサービスの一覧から、MSFCで動作させるLinkexpress Replication optionのサービスを選択して、[次へ]をクリックします。

  5. [確認]で[次へ]をクリックします。

  6. [概要]で[完了]をクリックします。

  7. フェールオーバークラスタ管理ツールの右側のウィンドウ領域の[操作]に表示されているLinkexpress Replication optionのサービスの、[プロパティ]をクリックします。

  8. [依存関係]タブをクリックし、[リソース]にLinkexpress Replication optionのサービスが依存するリソースを追加します。

    AND/OR

    リソース

    “共用ディスクの登録”で登録した共用ディスクのリソース

  9. [ポリシー]タブをクリックして、以下を設定します。

    項目

    設定値

    リソースが失敗状態になった場合は、現在のノードで再起動を試みる

    オン

    再起動期間(mm:ss)

    15:00

    指定期間内での再起動の試行回数

    3

    再起動に失敗した場合は、このサービスまたはアプリケーションのすべてのリソースをフェールオーバーする

    オン

  10. [詳細なポリシー]タブをクリックして、以下を設定し[OK]をクリックします。

    項目

    設定値

    基本的なリソース正常性チェックの間隔

    次の間隔を使用する(mm:ss)(02:00)

    完全なリソース正常性チェックの間隔

    次の間隔を使用する(mm:ss)(02:00)

ポイント

  • プロパティの[ポリシー]タブおよび[詳細なポリシー]タブの設定値は変更できます。Symfoware Serverの起動時間に合わせた設定を行ってください。
    詳細はオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

  • 再起動期間はLinkexpress Replication optionの動作環境ファイルのCONNECT_TIMEOUTオペランドで指定した値の2倍よりも大きい値を設定してください。

参照

Linkexpress Replication optionのサービス名については、“導入運用ガイド”を参照してください。