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Linkexpress Replication optionV5.0L19 導入運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.1 作業手順の概要

Linkexpress Replication optionでは、Symfoware Serverのリレーショナルデータベース(Symfoware/RDB)とのレプリケーションを実現しています。

本章では、オープンサーバ間でSymfoware/RDB同士のレプリケーションについて説明します。グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションは“第4章 グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーション”を参照してください。また、オープンサーバ間で複写先データベースが他社データベースの場合は“システム設計ガイド”の“他社データベースへのレプリケーション”を参照してください。

オープンサーバ間でSymfoware/RDB同士のレプリケーション運用を行うには、以下の手順で作業を行います。

  1. レプリケーション運用のためのセットアップ

  2. レプリケーション対象のデータベースの作成

  3. 抽出定義

  4. DBサービス定義

  5. レプリケーション業務の作成

  6. レプリケーションの運用

2.1.1.1 Symfoware抽出レプリケーションで使用するコマンドについて

Symfoware抽出レプリケーションでは、複写元データベースがSymfoware Server(Openインタフェース)またはSymfoware Server(V11以前およびNativeインタフェース)の場合に、一部同じ名前のLinkexpress Replication optionのコマンドを使用します。そのため、Linkexpress Replication optionのコマンドを実行する場合には、レプリケーションの動作環境を示す環境変数の指定が必要です。

環境変数

Symfoware抽出レプリケーションのコマンド(lxrepから始まるコマンド)は、環境変数により複写元データベースを特定します。

注意

環境変数RDBNAMEと環境変数LXREPCONFIGを同時に指定した場合には、コマンドは動作できません。また、いずれも省略した場合には、RDBシステム名が付いていないSymfoware Server (V11以前およびNativeインタフェース)が複写元データベースであると判断します。

参照

Linkexpress Replication optionのコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。