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Linkexpress Replication optionV5.0L19 導入運用ガイド
FUJITSU Software

1.1.1 作業手順の概要

ここでは、オープンサーバのSymfoware Server間のレプリケーションについて説明します。

オープンサーバのSymfoware Server間のレプリケーション運用を行うには、以下の手順で作業を行います。

  1. レプリケーション運用のためのセットアップ

  2. レプリケーションサービスの開始

  3. レプリケーション対象のデータベースの作成

  4. レプリケーションオブジェクトスキーマの作成

  5. 抽出定義

  6. DBサービス定義

  7. レプリケーション業務の作成

1.1.1.1 Symfoware抽出レプリケーションで使用するコマンドについて

Symfoware抽出レプリケーションでは、複写元データベースがSymfoware Server (Openインタフェース)またはSymfoware Server (V11以前およびNativeインタフェース)の場合に、一部同じ名前のLinkexpress Replication optionのコマンドを使用します。そのため、Linkexpress Replication optionのコマンドを実行する場合には、レプリケーションの動作環境を示す環境変数の指定が必要です。

環境変数

Symfoware抽出レプリケーションのコマンド(lxrepから始まるコマンド)は、環境変数により複写元データベースを特定します。

注意

環境変数LXREPCONFIGと環境変数RDBNAMEを同時に指定した場合には、コマンドは動作できません。また、いずれも省略した場合には、RDBシステム名が付いていないSymfoware Server (V11以前およびNativeインタフェース)が複写元データベースであると判断します。

参照

Linkexpress Replication optionのコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。