特定の利用者に権限を与えることによって、データベースの機密を保護します。機密保護機能には以下の2つがあります。
データベースアクセスに対する機密保護
コマンドや各種ファイルに対する機密保護
データベースに接続した利用者が、どのような表にアクセスできるか、どのような操作を行うことができるかは、GRANT文およびREVOKE文によって制御します。
データベースに対して接続できる利用者の定義方法には、以下の2種類があります。
Symfoware Serverで利用者を管理する方法
OSで管理する方法
Symfoware Serverで利用者を管理する方法とOSで管理する方法の切替えは、SET SYSTEM PARAMETER文のUSER_CONTROLで行います。
OSの機能を利用して、Symfoware Serverのコマンドの実行権や各種ファイルに対する権限のチェックを行います。対象となる利用者は、OSの利用者です。
利用者の認証は、OSの認証機能を利用します。ファイルへのアクセス権やコマンドの実行権は、OSのファイルのアクセス権モードの変更機能を利用します。