Linkexpress Replication optionをインストールする前にシステム環境を確認してください。
インストール前の注意事項
インストール時に、環境変数(PATH)の設定に失敗した場合、インストール終了後にエラー原因を取り除き、環境変数(PATH)が設定可能な状態にしてから設定を行ってください。
同一システム内に複数のLinkexpress Replication option製品をインストールし共存することはできません。
本ソフトウェアへの移行の場合、インストールする格納フォルダについて、前回と同様の指定を推奨します。
本ソフトウェアをインストールする前に、必ず「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動していないことを確認してください。起動している場合は、本ソフトウェアをインストールする前に必ず停止してください。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動したまま本ソフトウェアをインストールした場合、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」に本ソフトウェアが登録されません。この場合、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を停止し、コントロールパネルから本ソフトウェアをアンインストールした後、本ソフトウェアを再度インストールしなおしてください。
ユーザーIDは、半角英数字のユーザーを使用してください。全角英数字のユーザーを使用した場合、インストーラが使用する一時フォルダに全角文字が含まれ、正常にインストールできません。以下に示すエラーメッセージが出力されます。
Command line option syntax error. Type Command /? for Help.
ディスク容量の確認
Linkexpress Replication optionをインストールするのに十分な空きディスク領域があるか確認してください。
必要なディスク領域については、“1.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
十分な空きディスク領域がない場合には、異なるドライブへインストールすることを検討してください。
インストールフォルダについて
以下に記述のフォルダへ本ソフトウェアをインストールすると、正常に動作しなくなりますのでインストールしないようにしてください。
なお、本ソフトウェアのインストーラでは、インストール先選択画面で以下のフォルダが確認できます。
フォルダ名に空白を含むフォルダ
OSがインストールされているドライブ\Documents and Settings
OSがインストールされているドライブ\Users(注)
書き込み制限のあるフォルダ
注)エクスプローラでは、“ユーザー”と表示されますが、インストール時に表示されるインストールフォルダ名は、“Users”と表示されます。
書き込み制限のあるフォルダにインストールしようとすると、書き込み制限のある特定のファイルパスへの書き込みが、リダイレクトされ、別の領域に書き込まれます。この場合、本ソフトウェアが正常に動作しなくなりますのでインストールしないようにしてください。
書き込み制限のあるフォルダは以下の手順で確認することができます。
管理者権限でWindowsにログインします。
「スタートメニュー」の「すべてのプログラム」から「アクセサリ」を選択し「コマンドプロンプト」を開きます。「コマンドプロンプト」から以下のコマンドを入力します。書き込み制限のあるフォルダ名が表示されます。
>echo %ProgramFiles% >echo %SystemRoot%