Symfoware抽出レプリケーションでは、データベース抽出コマンド(lxextdbコマンド)の差分抽出処理で、差分ログファイルのアクセスの異常が発生した場合、LinkexpressのDB連携機能からのメッセージ“DB60021”が出力されることがあります。
このメッセージが通知された場合、以下の表からメッセージのパラメタに該当する現象を特定し、対処方法に従って、コマンドを再実行してください。
大別コード | 詳細コード | 現象 | 対処方法 |
---|---|---|---|
1 | 差分ログファイルのアクセスエラーが発生しました。 | 詳細コードにより、異常原因を調査し、原因を取り除いてから、以下の手順で、差分ログファイルを再作成してください。 | |
9 | シグナルハンドラ追加エラーが発生しました。 | 詳細コードにより、異常原因を調査し、原因を取り除いてから、再実行してください。 | |
18 | 0 | Symfoware/RDB構成パラメタファイルの内容に誤りがあります。 | Symfoware/RDB構成パラメタファイルの内容を正しく修正してください。 |
30 | 作業用ファイルのアクセスエラーが発生しました。 | データベース抽出コマンド(lxextdbコマンド)の作業用パスに異常があります。詳細コードにより、異常原因を調査し、原因を取り除いてから、再実行してください。 | |
31 | |||
32 | |||
35 | 0 | 当該抽出定義またはレプリケーショングループに対して、データベース抽出コマンドが実行中です。 | 当該抽出定義またはレプリケーショングループに対するコマンドの終了を待ってから、再実行してください。 |
36 | 作業用ファイルのアクセスエラーが発生しました。 | データベース抽出コマンド(lxextdbコマンド)の作業用パスに異常があります。詳細コードにより、異常原因を調査し、原因を取り除いてから、再実行してください。 | |
255 | 1 | 差分ログファイルの内容が破壊されています。 | 以下の手順で、差分ログファイルを再作成してください。 |
4 | Symfoware/RDBが緊急停止しているため、差分ログファイルから差分ログを抽出することができません。 | Symfoware/RDBの再起動によるLinkexpress Replication optionのダウンリカバリ処理を行なってから、再実行してください。 | |
5 | 以下の原因により、差分ログファイルがアクセス禁止になっています。 | 以下の手順で、差分ログを破棄してください。 | |
1,4,5以外 | システム障害 | 当社技術員(SE)に連絡してください。 | |
257 | 抽出定義管理ファイルが破壊されています。 | 以下の手順で作業を行ってください。 |