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Interstage Mobile Application Server V1.3.0 運用ガイド
FUJITSU Software

A.7.20 imgenkeypair

形式
imgenkeypair -alias alias -keyalg keyalg -keysize keysize [-sigalg sigalg] -dname dname [-validity validity]
説明
IMAPSの鍵のペア(公開鍵および関連する非公開鍵)を作成します。公開鍵は、X.509 v3自己署名証明書でラップされます。証明書は、単一の要素を持つ証明書チェーンとして格納されます。
オプション
-alias alias
証明書のニックネームを指定します。
-keyalg keyalg

鍵のペアを生成するのに使うアルゴリズムを指定します。

指定する値は、Java SE Documentationの標準アルゴリズム名のドキュメントを参照してください。

-keysize keysize

生成する鍵のサイズを指定します。

指定する値は、鍵ペアを生成するのに使うアルゴリズムの仕様を参照してください。

-sigalg sigalg

自己署名証明書に署名をつける際に使うアルゴリズムを指定します。

指定する値は、Java SE Documentationの標準アルゴリズム名のドキュメントを参照してください。

-dname dname
aliasに関連付け、自己署名証明書のissuerフィールドと、subjectフィールドとして使う、X.500識別名を指定します。指定する値は、X.500識別名の仕様と認証局の手順に従ってください。
表 A.1 X.500識別名
X.500識別名 意味
CN(Common Name) サーバ証明書の場合、FQDNまたは、IPアドレス
OU(Organization Unit) 組織単位(例:部署)
O(Organization) 組織(例:会社)
L(Locality) 都市または、地区(例:市区町村)
ST(State or Province) 州または、地方(例:都道府県)
C(Country) 国(例:JP)
-validity validity
証明書の有効日数を1-36500で指定します。省略した場合は90日です。
戻り値
0
正常終了
上記以外
異常終了

注意

  • 本コマンド実行前にimstopserviceコマンドで、IMAPSサーバを停止してください。

実行例

以下のように実行します。
>imgenkeypair -alias mngcons -keyalg RSA -keysize 2048 -dname "cn=www.InterstageMobileApplicationServer.com, ou=imaps, o=fujitsu, l=shizuoka-shi, st=shizuoka, c=JP"