双方向通信サービスは、サーバに接続してきた複数のクライアント間でメッセージや画像をリアルタイムに共有する機能を提供します。
双方向通信サービスが提供する機能の利用については、"アプリケーション開発ガイド"を参照してください。
注意
- 双方向通信サービスは、クライアントのWindows向けハイブリッドアプリケーションとネイティブアプリケーションに対応していません。
- 双方向通信サービスは、認証機能、ログ機能を備えていないため、利用シーンに合わせてアプリケーションでのセキュリティ対策を検討してください。
- 双方向通信サービスにイントラネット以外から接続する場合は、VPNを使用して接続してください。
- 双方向通信サービスは、冗長構成にすることはできません。
ルーム機能
メッセージなどの情報を共有する範囲を限定する機能で、同じまたは他のルームに接続したクライアント間で、双方向通信による情報共有が可能になります。
ルームは複数利用でき、以下のメッセージ送信方法が利用できます。
- 参加しているルームの全員へのメッセージ送信
- 参加しているルームの指定した参加者へのメッセージ送信
- 他のルームの全員へのメッセージ送信
- 他のルームの指定した参加者へのメッセージ送信
- ルーム一覧の取得
- 指定したルーム内の参加者リストの取得
API
クライアント間でのリアルタイム通信を実現する、以下のAPIを提供します。これらをクライアントアプリケーションで利用することで、双方向通信サービスのルーム機能と連携したリアルタイムな情報共有が可能となります。
- 双方向通信サービスとのコネクション確立
- メッセージデータ送受信