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Interstage Mobile Application Server V1.3.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

3.5.2 ネイティブアプリケーションの開発をする(Visual Studio)

参考

アプリケーション開発者用のAPIリファレンスは以下に格納されています。必要に応じて参照してください。
Windows
<DVD-ROMドライブ>\apiref\index.html
Linux
<DVD-ROMマウントディレクトリ>/apiref/index.html
  1. ネイティブアプリケーションの開発環境を準備後、Visual StudioでWindows用のプロジェクトを作成し、次のライブラリをアプリケーションプロジェクトの参照設定に追加します。
    Windows
    <DVD-ROMドライブ>\development\windows\components\ImapsNativeLibrary.dll
    <DVD-ROMドライブ>\development\windows\components\ImapsAppManagerNativeLibrary.dll
    Linux
    <DVD-ROMマウントディレクトリ>/development/windows/components/ImapsNativeLibrary.dll
    <DVD-ROMマウントディレクトリ>/development/windows/components/ImapsAppManagerNativeLibrary.dll
  2. 開発に必要なその他のライブラリ、ファイルを準備します。
    • SQLite

      Visual StudioにSQLiteがインストールされていない場合は、以下の手順でインストールしてください。

      • Windows 8.1 ストアアプリを開発する場合

        SQLite for Windows Runtime(Windows 8.1)をインストールします。

        [ツール][拡張機能と更新プログラム]から[SQLite]を検索してインストールしてください。SQLiteのインストール後、参照設定の[Windwos 8.1][拡張]から[SQLite for Windows Runtime(Windows 8.1)]を選択し、追加してください。

      • Windows 10 UWPアプリを開発する場合

        SQLite for Universal Windows Platformをインストールします。

        [ツール][拡張機能と更新プログラム]から[SQLite]を検索してインストールしてください。SQLiteのインストール後、参照設定の[Universal Windows][拡張]から[SQLite for Universal Windows Platform]を選択し、追加してください。

      SQLiteのインストール/参照の設定手順詳細は、Windows デベロッパーセンターのドキュメントを参照してください。

    • クライアント設定ファイル(imaps.xml)
      付録C クライアント設定ファイルを参照してください。
  3. サーバとSSL通信を行う場合は、アプリケーションと一緒に証明書をインストールできます。
    1. 接続先サーバのサーバ証明書を入手します。
    2. 取得したサーバ証明書をプロジェクト内に格納し、Visual Studioでファイルを選択して、[プロジェクト]メニューから[プロジェクトに含める]を選択します。
    3. 証明書の拡張機能を使って選択条件を設定します。package.appxmanifestを編集するか、Visual Studioのマニフェスト デザイナーを利用して、証明書の宣言を行います。
    証明書の設定手順の詳細は、Windows デベロッパーセンターのドキュメントを参照してください。
  4. 利用するAPIによって、必要な機能の設定をpackage.appxmanifestに設定します。ネットワーク機能を利用するために、以下に示す機能を適切な組み合わせで設定します。
    • Visual Studioのマニフェスト デザイナーを使用して設定する場合
      認証
      インターネット(クライアント)
      インターネット(クライアントとサーバー)
      プライベートネットワーク(クライアントとサーバー)
      ログ収集
      インターネット(クライアント)
      インターネット(クライアントとサーバー)
      プライベートネットワーク(クライアントとサーバー)
      利用時間制御
      インターネット(クライアント)
      インターネット(クライアントとサーバー)
      プライベートネットワーク(クライアントとサーバー)
    • package.appxmanifestを直接編集する場合
      認証
      <Capability Name="internetClient" />
      <Capability Name="internetClientServer" />
      <Capability Name="privateNetworkClientServer" />
      ログ収集
      <Capability Name="internetClient" />
      <Capability Name="internetClientServer" />
      <Capability Name="privateNetworkClientServer" />
      利用時間制御
      <Capability Name="internetClient" />
      <Capability Name="internetClientServer" />
      <Capability Name="privateNetworkClientServer" />

    注意

    • 作成したプロジェクトは「Any CPU」でのビルドはできません。対象のプラットフォーム(x86/x64/ARM)を指定してビルドしてください。