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Interstage Mobile Application Server V1.3.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

3.4.8 パッケージング

プログラムとして作成したクラスファイルをパッケージ化します。各プラットフォームのIDEでパッケージングを実施します。
iOSの場合、パッケージングするために証明書のインストールおよびプロビジョニングファイルが必要です。
詳細は、"Apple Developer"のドキュメントを参照してください。

IMAPSサーバでアプリケーションを配布する場合

IMAPSサーバでアプリケーションを配布する場合は、パッケージ化したファイルを含めた以下のようなzip形式のアーカイブファイルを作成します。
アーカイブファイルの作成

それぞれのファイルについて説明します。以下のファイルをzipファイルのルートフォルダーに含めます。
  • アプリケーション本体
    パッケージ化したアプリケーション本体です。拡張子は、ipaです。
    アプリケーションのバージョンと識別IDは255文字以降は無視されます。
    バージョンはアプリケーションのバージョンです。
    パッケージは、アプリケーションを特定するための値です。以下の値を参照します。
    Info.plistのCFBundleIdentifier
  • 説明ファイル

    アプリ詳細画面でアプリケーションの説明欄に表示する文章を定義するファイルです。ファイルはUTF-8で記載します。
    日本語の説明はdescription_ja.txt、英語の説明はdescription.txtに記載します。
    説明文は、0文字以上4000文字以下の範囲で記載できます。
    省略時は空文字になります。

  • アイコン

    IMAPSサーバによる配布画面上で利用されるアイコンです。アイコンの推奨サイズは96x96ピクセル以上で縦横の幅が同じ画像です。ファイルはpng形式でファイル名はicon.pngです。
    省略時はデフォルトのアイコンになります。

  • そのほか

    アプリケーションをインストールするための依存ファイルなどです

注意

IMAPSサーバによる配布をするには、プラットフォームごとに以下の条件があります。丸括弧内は、主に対応が必要となる人物です。
ここで説明されている内容は、各ベンダーによって変更される可能性があります。最新の情報は、それぞれの公開情報を参照してください。
  • (アプリケーション開発者) Apple社とのiOS Developer Enterprise Program契約が必要です。アプリケーション作成時に、この契約によって入手できる適切なプロビジョニングプロファイルを使用してください。
  • (システム管理者) iOS7.1から、SSL(HTTPS)が前提となります。IMAPSサーバをSSLで運用してください。